9月第1回目のブログをお届けします。それにしてもこの週末の北摂地方は、気温も湿度も低めで、すこぶる快適で気持ちの良い日和となりました。季節が完全に入れ替わったのを感じます。
秋は美味しいものがたくさん出回る季節なので、これから楽しみです。
さて今関心の高い「働き方改革」に、プロジェクトマネジメントがどう役に立てるかを考えています。
働き方改革が「時短」を示すのであれ、ライフワークバランス(順番が違う?)を示すのであれ、長い時間をかけ培われ身についた、文化的なものの変革が必要になると考えました。
つまりこのテーマ、そう簡単には実現できないのではないかと思います。それでもなんとか打開策を探すために、先ず短な問題を解決することに挑戦することを考えました。
特に企業のオフィスで良く聞く話として、次の3つを上げました。
まず、会議の儀式化があります。目的が曖昧で、大勢の関係者を集め、長時間で結論が出ない会議が横行しているという事実。
次にダラダラ残業です。これまで見てきたように、プロセス重視の文化があるため、結果を得るためではなく、残業するために残業するという考えです。またそれを評価する習慣があります。
そして3つ目は、極力個人の責任を追及されないために、総意としての判断を重視することです。これは、物事を決めることができない、もしくは決定が遅くなることを示しています。
これら3つは、今オフィスで起きている代表的な好ましくない現象ですが、解決策はあるのでしょうか?
プロジェクトマネジメントの観点でアプローチしてみましょう。
ひとつ目の非効率な会議について考えてみましょう。
この原因は3つ目の「責任を取りたくない問題」とも密接に関係するものです。
相互協力が欠かせなかった稲作中心の村社会では人間関係の対立は極力避ける必要があります。そうしないと満足なコメづくりは望めないからです。
そのような社会では、個人の自由より組織の利益を最大化する姿勢が求められます。従ってそこにあるルールは、忖度、集団としての完全な合意、異物の排除、前例踏襲など私たちにとってお馴染みのものとなります。
このため、できるだけ多くの関係者を集め、それぞれが納得する結論を得るために話し合いをすることになります。参加人数が多いと当然話は拡散し、結論にたどり着くのは難しくなるのですが、実はこの結論がなかなかでないという過程が重要なのではと感じます。
何を言っているのかというと、沢山の関係者(できれば全員が望ましい)で、充分に時間をかけて協議したという”事実”が重要だということです。
この段階を踏んで一応の方向性が見え始める(一番偉い人の考えがなんとなく皆さんに伝わると言うこと)と、そこには忖度が働き結論にたどり着くことができます。
あながちでたらめな話ではないと思いますが、いかがでしょか。この項、次回ももう少し掘り下げて行くことにします。
