※祭日のせいか更新をうっかり忘れていました。いつもより少し遅めの更新となりました。申し訳ありません。
今日は勤労感謝の日です。ご存知の方も多いでしょうが、正確には古代から続く「新嘗祭」というとても重要なお祭りの日です。ここ北摂地方では曇りがちですが、まぁまぁの天気となりました。紅葉狩りには絶好の日よりです。あっ、お仕事の方申し訳ありません。
ここ最近は、日本におけるホワイトカラーの業務効率を下げるシチュエーションを3つあげ、その解消のヒントについて考えています。
今回のシリーズでは「続々・プロジェクトマネジメントと働き方改革」と題して、3つ目の課題である「決断しない(できない)」という現象について考えています。
さて前回私たちは、判断や決断という行為から逃れるためその役割を拒否する、それがダメなら誰かに押しつけるという行為に走る場合が多いということを指摘しました。そして最終的には「みんなの総意」という結論に持ち込むことになります。
このようにルーチン業務におけるパターン化された「判断」や、前例に基づく「判断」が可能な場合は問題なく業務を進めることができるのですが、新規のパターンや前例のない事象が起きたときは、とたんに「判断」することが出来なくなります。ましてや「決断」などもっての他ということになります。
ではどうしてこのような状況を乗り切るのかというと、判断に必要な情報を集めるため調査を行い、会議を積み重ね、その会議の総意としての「判断」を結論として出すことになります。
こう書くとそれほど不合理なようには思えないのですが、結論として出した判断の正当性の根拠が「時間をかけて、皆が集まって考えて出した」ということになるわけですから、「判断」「決断」に相応の時間が必要になります。
また、相応の時間をかけたことが「判断」の正当性の裏付けになるなど、因果関係が逆転する場合すらあります。
このような仕組みでは、現在のビジネス環境の移り変わりのスピードについていくことが難しくなるのは当たり前かもしれません。
もしこれが仕組みの問題であれば、仕組みを変えることで解決できるはずですが、これほど長いこと声高に言われ続けてきた組織の課題が、そう簡単に解決できるとは思えません。
次回はこの問題の解決策について、考えをめぐらすことにします。

