です
いよいよ迎えた決勝の時
スタート前チェックをし、コースインの時を待ちます。
マシンは先にアメンバーの穂高さんや、〇城くんに先に持ってきて
もらい、タイヤウォーマーなどの準備は
リムーバを装着し、ヘルメットを被り、グローブをはめる。
このなんてこと作業も、ライダーには気合が注入される時間
マシンにまたがり、イメージトレーニング中・・・
（この日はカメラがこっちを向いてたので意識しての絵
）
どこかの誰かさんが待ち受けに、どうしてもと言うので、
Ｏ城くんに撮ってもらう
パチリ
ちゃんと使ってるんだろうか・・・
ＰＭ１３：２５
コースイン開始
コースを１周してそれぞれ順位別にグリッドにつく
自分は１９番グリッドへマシンを走らせ、停止。
グリッド最後尾の７列目に整列
すぐさま、前後のスタンドでマシンを立ててもらい、ウォーマーを巻く
（コース上は電気を起せない為、余熱で温めます）
各ライダーが選手紹介をされてる間にまたパチリ
なんかここまで見ると単なる記念写真みたいですが、
ちゃんとこの後、レースしますから～ヽ(;´Д｀)ノ
ＷＡＲＭ ＵＰ ＬＡＰ スタート
1列目から順番にスタート
タイヤを温めるのと、身体の感触を確かめながら１コーナーから
マシンに伏せて、膝を出して、攻めて行く・・・
最終コーナーを立ち上がり、再びグリッドに整列
いよいよ始まります
ＰＭ１２：３７
整列が終わり後方のグリーンフラッグ
を手にしたオフィシャルがコース外へ移動
続いて前方のレッドフラッグ
を手にしたオフィシャルもコース外へ
レッドシグナル
が点灯
各ライダー共、マシンに伏せスロットルを開けはじめる
目指すはこの先の１コーナーから２コーナーにかけて・・・
スタートで失敗すると順位の後退は確実・・・
しっかりとシグナルランプを凝視し
タイミングを計る！
レッドシグナル消灯
各マシン一斉に飛び出す
スタートは・・・・まずまずかな？まずは数台抜けた！
狙っていた１コーナーから、２コーナーまでのアプローチは
まずまずで、他車と接触する事もなくモスＳ、アトウッドコーナーへ・・・
抜きつ抜かれつのまま最終コーナーを立ち上がりメインストレート通過
１周目、オープニングラップをなんと１４番手までポジションアップ
続く２周目の１コーナー、５速全開からブレーキング～～～～
ん
土煙が・・・
な、なんと
１台がコース上で
炎上してます
転倒した時に、ガソリンに引火したのかな？あ～勿体無い
案の定、赤旗が出てレース中断
スタートして６分後の出来事でした・・・。
コース上の車両の回収してる間、各マシンは１度ピットへ！
ＰＭ１３：３６
再び各マシン共、グリットにつく！
第２レースは第１レースで２周目まで走っていた時のポジションで整列します
結果、１４番手までポジションアップしてたので５列目からのスタートです
第２レース、スタートです
キレイにスタートも決まり、前の速いライダーに離されまいと
必死に食らい付きます
抜きつ抜かれつを繰り返しながら走行し、迎えた４周目の出来事でした
バックストレートを６速全開で走行し、続く右のヘアピンコーナーへ向けて
フルブレーキ状態で２速までシフトダウン
さぁ、いよいよ曲がるぞ～！って時に前方のヤマハのマシンが転倒
そのすぐ後ろを走行中のカワサキのマシンが、それを避け切れずに激しくクラッシュ
その際、避け切れずに後方のライダーは、マシンではなく、ライダーに激突する事に
案の定、２度目の赤旗中断。
コースをぐる～っと回って先程の事故現場に戻ってきました・・・
後方のライダーはマシンこそ大破してましたが、どうやら大丈夫そうです。
しかし、後続車に引かれる形になったライダーは、オフィシャルの呼びかけにも
反応が無い状態で、コース上にピクリともせず横たわるまま・・・
ヘルメットから流れ出た、１本の長～い、黒っぽい血・・・
あれが何だったのか分かりませんが、無事を祈るのみです。
そのまま、コース内のメディカルへ搬送されました・・・
そして、このレース終了後にドクターヘリで病院
へ搬送～
（※その後の情報で、ヘルメットを踏まれた事による顔面骨折と判明！
現在もきっと無事に療養中だと思いますが、情報未確認です・・・。）
コース上の車両を撤去後、再び再スタートの時を迎えます
第３レースは、ロードレース競技規則に従って、日没も考慮した上で
残り５周での再スタートになりました！
メディカルに運ばれたライダーの事も気になるのもありますが、
度重なるレースの中断・再スタートの繰り返しで、
１度、いや、２度も途切れた集中力を持続させるのは大変でした
現場まで足を運んで手伝ってくれてるピットクルー！
本位ではないけども、陰ながら？応援してくれてる家族、
地元の友人、チームメンバー、ココで知り合った方、
そして・・・大切なあの人。
こんな俺でも、無事に帰ってくることを願ってる人がいる！
待ってる人がいる！
きっと、ドキドキ
しながら待ってくれてるのだろうと・・・。
色んな思いがあるので、中途半端に走って今度は自分がクラッシュ
なんて事にならないよう、頭に顔を思い浮かべながら気合を注入
のこり５周、必ず完走してやろうと言う思いで再びグリットに整列・・・
今回は第２レース終了後の順位ではなく、
第２レースのスタート順位からのスタートのままなので、
同じく１４番グリッドからのスタートです。
しかし、先程の光景とは違い、リタイヤされた方がいるので前方は少しガラガラでした・・・。
そして再び再スタート！！！
再スタート後、なにか吹っ切れたのか、身体が少し軽く感じました！
普段、力が入ってガチガチだったコーナーも今までとは違う感じ・・・
明らかに事前練習や、予選のときとは走り方が変わった
あのクラッシュを見た後なのに、なぜか走れてる自分がいる！
なんか今、楽しいぞ
そのまま大きなクラッシュもなく、順位もクラッシュしたライダーが居てたお陰？
なのか、順位アップで最終コーナーを立ち上がり無事にチェッカ～～
穂高くんとに
君に迎えられた瞬間、ようやく無事に終わったと実感
ピットに戻り、汗を自分で拭い、失われた水分を補給・・・
そこで時間を確認
本来のスタート、終了時刻から１時間も過ぎてる・・・
そっか～再スタート、再スタートでバタバタしてて、
水分補給しか出来なかったっけ・・・。
そう言えば、時間見てる余裕なかったな～
を見ると、やっぱりあった・・・
心配してる方からのメール
が・・・
すごい心配してる・・・
おまけに、仲良しのお姉さん
からも、連絡が無いとのお怒りメール
そうやね～本来なら１時間も前にはゴール&無事の報告が
出来てたハズやもんね～。
あの時は心配かけて、本当にごめんなさい
～参戦後記～
レースは正直一人では戦えません！
色んな方の協力や支えが必要です！
それには、たくさんの心配や迷惑もかける事でしょう・・・
今回のレースでの出来事で、自分自身考えるところもありますが、
それでも、レースが好きですまだまだ走りたいです！
ライダーは身近な大きな事故を見てしまっても走ってしまう生き物です！
恐怖でブルブルしてても、マシンにまたがれば普通に走れちゃいます！
本職があるので、無理はできませんが、後悔の無い人生を歩むには
まだまだ家族や周りの皆さんに迷惑をかけるかもしれませんが、
これからも宜しくお付き合いください。
予選１９位
決勝１１位
次回、１１月２７～２８日 鈴鹿ＮＧＫ杯で会いましょう('-^*)/
