大仁田ファイナル5 | 超電戦士バトレンジャー OFFICIAL BLOG
いよいよ試合が終わり最後の…ラストパフォーマンスが始まった。この時の熱量も凄かった。
皆さん思い思いに様々な感情で「大仁田厚」を満喫、堪能してたのではないだろうか?それは我々選手も同じはず。間違いなく俺はそうでした。

いよいよパフォーマンスも終わり次は大仁田さんを物販ブースまで連れていかなくてはならない。ある意味、この日の私的最重要ミッションだ(笑)

既に大勢がリングサイドに押しかけているなかリング下に降り大仁田さんを受け止める。そして入場時同様に大仁田さんの脇に入り腰に腕を回し一歩一歩、歩を進め…ない!
そりゃそうだ。四方八方から大仁田さんに向かって群がれてこられたら流石に敵わない(笑)
まるで押しくら饅頭の真ん中に居る状態のなか前へ進む最中、俺の反対側へガードに入ったワイルドベアーと長いことお互いの側頭部がくっつきあってる状態だったのだが、一歩間違えたら?キスしてた可能性があったのか?!とこれを書きながら思ったらおぞましい!それくらい身動き出来なかったということで(笑)
そんな時間も「あぁ、もうこういう事も出来ないんだよな」とセンチな気分になりながら満喫させて貰った。

なんとか無事に大仁田さんを物販ブースまで連れていくことが出来た後は自分の物販ブースへ行くつもりでいたが、結局最後まで大仁田さんの側に居た。気づいたらベアーが居ない…居ればいいのに、きっと気を利かせてくれたんだと思ったら行く訳にはいかなかった。

長い長い行列…最後の写真撮影を終え、ようやく控え室に戻る大仁田さん。それに連なるように続くマスコミの皆さん。

ホールからバックステージへ降りる階段まで来た時に一瞬、大仁田さんの歩が止まった。
大仁田さんにとってはデビューした場所でもあるし、レスラー間でも「特別」と言われる後楽園ホールに対し、更に特別な想いがあるんだろうなと思った。

そして階段を降り始めたときにマスコミに向け話し始めた。それを大仁田さんが万が一にも足を滑らせたりしたらまずいので、受け止められるようにと先に降りて階段の途中に居た俺は独占状態で聞くことが出来た。

コメントを終えようやく控え室に戻り椅子に座った大仁田さん。感謝の念を込めながらリングシューズの紐をほどかせて貰った。

〜終〜