■本を読んで今の幸せを再認識する

重松清の小説「流星ワゴン」を
読みました


TVドラマ化もされたので
そのストーリーを知っている方も
多いでしょう

夫婦の間
そして親子の間に
溝ができてしまい
家庭内が崩壊寸前の
38歳の主人公が
死んじゃってもいいかなあ、もう…」と
思った時に5年前に交通事故死した
父子の乗る不思議なワゴンに
拾われるというところから
話が始まります

あらすじの説明はこれで止めておきますが
読了後の感想としては

どんなに問題があろうとも
夫婦は夫婦である限り
何とかやり直せるはず
だということ

そして自分と嫁さんが
様々な出来事を経験しながら
未だ夫婦として成り立っているのが
幸せに思えてくる
のでした

そう考えるとこの手の小説は
他人の不幸を擬似的に通して
普段では気づかない
自分の幸せに気づかせてくれる
手段
であるなと思います

因みにこの作品は
以前ある事情で長男が
学校に行けない時期があり
その時に「暇やろから本でも読んどき」と言って
商品説明だけアマゾンで確認して
購入して渡したものです

今回初めて本の内容を
読んでみて性描写が
結構出てくるので
驚きました

当時中学生だった彼には
随分と刺激的やったやろうなぁ…

でもこの本
本当に良い本です
特に息子の立場にある人には
是非読んで欲しい
と思います
 

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