■後でやりたくてもできないこと
小学生の子供がする宿題も色々とありますが
その中の一つに「音読」があります
学校によって多少違いがあるかもしれませんが
うちの小学校では「速さ」「声の強弱」など
チェックポイントがあり
保護者が実際に聞いた後
◎◯△でノートに採点結果を
書きます
そして私は子供にも
公言していますが
この音読を聞くのが好きなのです
(子供は迷惑がっていますが…)
この音読を聞くメリットとして
-子供が国語で何を学んでいるか分かる
-子供の精神状態が分かる
(気持ちが不安定だと音読にも如実に反映します)
-子供の漢字の理解力が分かる
と言ったことが挙げられますが
私が音読を聞いていて
一番意味があると思うのは
「来年にはもう音読の
宿題を聞くことはできない」という事実
三男は小六なので
音読が宿題としてあるのは
遅くても来年の三月まで
中学に入れば(少なくともうちの中学校は)
音読の宿題はありません
つまり現在平日は毎日のようにある
音読の宿題も聞くことができるのは
後一年にも満たないのです
そう考えると子供に関係することで
将来的にやろうと思ってもできないことは
機会が限定されている希少なことであると考え
親としてもきちんと対応すべきだと考えています
音読に関して言えばきちんとした対応とは
例えば炊事など他のことに手が取られていても
耳は子供の声に集中して聞いておくとか
音読を聞いた結果は内容の出来不出来に
関わらず全て◎をつけるのではなく
きちんとできていなかったと
感じたポイントは◯や△をつけるべきでしょう
◎が付いていなかった時に
子供がどう思うか(次はきちんとしようと
思うかそれとも全く気にしないか)は
性格にもよると思いますが
少なくとも先生には
「きちんと子供の音読を聞いて
チェックしている」ということは伝わり
「この家庭は親が子供のことを
ほったらかしにはしていない」という
イメージが伝わると思います
音読に限らず
子供に関わることは
子供が大きくなるにつれて
できなくなることが沢山あります
授業参観
入学式・卒業式への参加
試合の見学
などなど
仕事が忙しくて
子供のイベントにはなかなか…
という方もいるでしょうが
そのイベントは後になったら
参加したくてもできないのであれば
優先順位を上げてできるだけ
参加した方が良いでしょう
そうせずに後になって「やっぱり
やっておけばよかった…」と
後悔することだけはしたくないものです