■先輩を追い越すために考えるべきこと

私が社会人になって2年目の時
学年でいうと1年先輩の方が
私のOJTとしてついてもらえることに
なりました

この先輩は年は1つ上ですが
社会人になったのが20歳の時

私が社会人になったのが22歳の時なので
社会人経験からすると
3年の開きがありました

当然ながら私に比べて先輩は
圧倒的な知識を持っており
私もあれこれと覚えてはいくものの
なかなか先輩に近づけている
感覚がありませんでした

そんな状況の中
その先輩も交えた形で
飲みに行っていた時の話です

私がなかなか先輩に追いつけないと
感じていることについて
こんな風に愚痴を言ってしまったのです
〇〇さん(先輩の名)って俺と
社会人経験が3年の差があるやないですか
この差は大きいし追いつくのは
無理ですよね


すると先輩が厳しい口調でこう言いました
アホか!
そんな考え方やったら
いつまで経っても追いつかれへんわ!
先輩でもどうやったら追いつけるかを
考えなあかんのじゃ!


この時にはっきりと
目から数枚鱗が落ちるのを
感じました

3年という社会人経験の差があるから
先輩には追いつけないと勝手に
決めていたのは自分だったと
気づいた
のです

ある時点でどんなに遠く離れた
存在であったとしても
距離が遠いからと諦めるのではなく
どうすれば距離を縮められるかという
ことを考える必要があります


そうすればいつか先輩を
追い越す日がやってくるでしょう

そしてこの時改めて
思ったことがありました

私のOBTとしてついてくれたこの人は
後輩よりも先輩が上でいることを
当たり前とは思っておらず
後輩でも努力して先輩を
追い抜いてみんかいと考える
先輩ヅラをしない非常に
よくできた先輩だったということです

私は社会人になって会社勤めを
していた時に先輩や上司に
とても恵まれていたと思っていますが
特に初期の頃に良くできた先輩に
色々と教えてもらえたことは
その後の私にとってとても
良いことであった
と思っています


 

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