■向こうから挨拶される嬉しさ

先日野田恵比寿神社の夏祭りの際に
夜店が並んで人がひしめき合っている中
PTAの巡視でウロウロしていると
すれ違おうとした高校生くらいの子が
こう言いました

あ、藤田(仮名)です!
どうやらどこかで会ったみたいやけど
えーと…
あ、たかし(仮名)か?あれ?
お前どこか遠くに行ったんちゃうかったっけ?

そう
彼はうちの小学校にいたのですが
途中で大阪南部の方に引っ越して行ったのです

ただ祭りの時は昔の友達と遊ぶのに
福島まで戻って来ているとのこと

彼はもう高校生で以前からは
かなり顔が変わっており
向こうから挨拶されないと
絶対に分かりませんでした

そういう意味では向こうから
挨拶をしてくれて良かったし
そしてとても嬉しかったです

地域でボランティアをしていると
日々家のそばで知り合いに会う
確率が高くなります

私は知り合いの人を見つけたら
その人が全然違う方向を向いている時以外は
自分から挨拶するように心掛けているいるのですが

逆に向こうから挨拶されると
なんだか少し得をしたようで
嬉しい気分になります

挨拶というのは簡単なようで
実は難しいところもあります

私の親しい友人で
普通に常識的な人がいますが
近所の特定の人とは
挨拶もしないと言っている人がいます

こちらから挨拶しても返ってこないから
やがて挨拶をするのを止めたそうです

こう考えると顔を合わせれば
気軽に「こんにちは」と挨拶される
ような人間であることはとても
大事である気がします

特に大きな災害があったような場合は
ご近所なのに挨拶もしないような人は
他の人から様子を伺われる可能性も
少ないでしょうし

助け合いが必要な状況で孤立すると
辛い状況を乗り切る上で大きな障害となります

たかが挨拶されど挨拶
あまり重く考えず