■アイデンティティ・クライシスを防ぐ
アイデンティティ・クライシスって
聞いたことはありますか
例えば職場において
自分が描く自分像(アイデンティティ)
つまり「自分はこうあるべきだ」という自分とは
かけ離れた状態になっていて
「自分は何のためにこんなことを
やっているのだろう?」と
自己喪失感を感じる状態です
そのようになる理由としては
-会社の上司が異常に厳しい
-取引先の要求が高すぎる
-同僚と考え方が合わない
こんなところでしょうか
特に責任感が強い人が
なってしまいやすいようです
会社での仕事は誰でも
多少は我慢してこなしている
部分があるでしょうが
限界を超えると
アイデンティティ・クライシスを
引き起こしまともに仕事もできなくなる
可能性があります
このような事態を防ぐ上では
複数の準拠集団を持つのが効果的です
つまりその人が属するグループを
会社という組織だけでなく
他の場所にも持つことです
そして他の場所としてボランティアは
良い選択肢の一つだと思っています
もし会社という組織にしか
属していない場合
会社の中で自分の思うように
行動できないとなると
八方塞がりになりますが
例えば地域のボランティアに
属していると会社の人とは
違う考え方の人がたくさんいて
その考え方の違いが刺激になったり
安心になったりします
会社での自分の悩みに対して
決して会社の中の人からは
得られないようなアドバイスが
期待できるかもしれませんし
もしくは会社での自分の悩み以上に
違う次元の深い悩みを持った他の人と
話をしていると自分なんかまだまだ
幸せな方だなと改めて思うかもしれません
仕事の環境とは別に
ボランティアのコミュニティに属すると
視野を狭めることを防ぎ
そしてアイデンティティ・クライシスを