■長期的視野に立って料理を作る
(日経事業出版社)
という本を読んでいます
この本では料理初心者でも
驚くほどおいしく作れる
レシピも載っており
それはそれでありがたいのですが
男性それも特に
結婚している男性が
料理をすることのメリットを
リアルな声(50~60代が中心)と
して挙げています
例としては
-子供が独立して夫婦二人での
生活となると夫婦で協力して
やっていく必要がある
バランスをとって協力して
夫婦でやっていくには
料理を夫婦双方でやることが大事
(T.Iさん 63歳)
-50歳になって父親が入院し
自分の老後のことをチラッと考えた
自分で飯さえ作れなかったら
嫁さんに見捨てられたら
どうしょうもない
ここで自立しておかなければと
覚悟した
(O.Iさん 50歳)
うーむ
見捨てられる…
0.Iさんはなかなか深刻ですね
未だにご夫婦で仲良くやっているのか
それとも見捨てられて
料理の腕が上達し
ついには料理教室の講師を
務めるまでに至ったのか
知る由はありません
しかしこれは仕方ないですね
結婚ははっきり言えば
紙切れ一枚届けを出しただけで
一生お互いを強制的に
縛るものではないのです
このトムマガを読んでいる方は
恐らく30~40代の方々が中心で
日々の仕事やさらに人によっては
育児など忙しい日々を
送っていることでしょう
ただし時間が過ぎるのは
あっという間で
そのうち誰にでも「老後」が
やってきます
一般的な「老後」が60歳として
今や60歳だとまだまだ元気な人が
多いのでそれはそれで良いのですが
60歳あたりから仕事を辞める
もしくは子供が手を離れる
という時期になってきます
そんな頃に夫として家事が
できなかった時に
うちの嫁は
(まだ独身の方は
自分が結婚したいと思う相手が)
文句も言わず一人で家事を
こなしてくれるのか
それを考えてみたほうが良いです
仮に今は家事をやっていなくても
その時に家事をやるようにすればいいや
そう思っていても歳をとってから
新たなことを始めるのは
なかなかに億劫でしかも
上達しにくい
それであれば忙しい
現在の日々の合間を縫って
少しでも料理を覚えた方が
長期的に考えた時に
絶対に得だと思います