■三毒のデトックス

仏教においては克服すべきものとされる
最も根本的な三つの煩悩として
貪・瞋・癡(とん・じん・ち)を
三毒と言っています

分かりやすく言うと
貪は妬み
瞋は怒り
癡は愚痴
となります

これらの三つの毒は自分の中から追放した方が
人生はうまく行くと
かの有名な勝間和代氏や和田裕美氏も
言っていますね

—-妬み--

例えば自分の嫁さんと
PTAの飲み会で話をした
他のお母さんを比べて
「あーいいなぁ
◯◯さんの奥さんは優しそうで…」
と羨む気持ちになったりしますが
これは全く無駄な事です

そもそもその優しいように見える
よそのお母さんも自分の家では
自分の嫁さんと同様に
ツノを出したりしているはず
よっぽどその旦那ができた人で
完全無欠な人でなければね
しかしこの世に完全無欠な人など
存在しない訳です


—-怒り--

嫁さんが何かの約束を
守らなかったとします
例えば何処かで待ち合わせをしていて
約束の時間に来ず連絡もなくて
大幅に遅刻した

この場合
頭に来る気持ちは分かりますが
それでも怒りの気持ちを持ったところで
急に嫁さんの到着が早まる事に
つながる訳ではありません

むしろ怒りの感情を
強く持つと冷静な判断ができなくなったり
血圧が上がったり良い事は何もありません

こんな時私は
「一つ貸しができたなー」と
思うようにしています

つまり相手の遅刻にも怒らず
寛容にしていれば
次に私が同じような状況で
遅刻した場合でも目を瞑ってもらえる
可能性が高い訳で
言わば手持ちのカードが増えたなと
考えるようにしています

続きます