■結婚してからは相手が変わるものと覚悟しておく

良くある話ですが
結婚してから相手の様子が変わってしまい
がっかりしたというケースがあります

例えば結婚前に比べ
あまり優しくなくなった
態度がそっけなくなった
言葉使いが荒くなった
太った
などなど不満の声は色々あります

私が聞いた中で一番衝撃だったのは
会社の同僚の男性の嘆きでした
曰く
結婚前は全くタバコを吸っていなかったのに
結婚後実は嫁さんがヘビースモーカーだったと判明
しかもその男性は全くタバコを吸わないにも関わらずです

これはその奥さんが結婚前はスモーカーという
マイナスイメージを隠していたと言えます

ここまでになるとその旦那さんは
ただただ気の毒としか言いようがありませんが

しかし結婚前に相手にはなるべく良く思われたいので
自分の悪い部分は極力見せないようにして
結婚後は安心して自分の素を出してしまう
これはある種自然な事かなと思います

つまり結婚後に変わったというよりも
結婚前は隠していた部分が
結婚して表面に出てきただけの事

このような部分は誰でも持っていると
考えていた方が良いでしょう

結婚後に相手が変わってしまったとがっかりするのは
相手に結婚前と全く同じでいて欲しいと期待するからで
これはそもそも期待値が高すぎると言えます

結婚後にすべきなのは
相手に結婚前と一緒である事を望むのではなく
自分が相手の良いところを見つける努力をする事
言い換えると悪いところには目を瞑る懐の深さを持つ事

結婚とは二人で家庭を作っていく事なので
自分が相手に望んでばかりではうまくいきません
自分も努力をする事が必要です

トーマス・フラーというイギリスの神学者が
名言を残していますのでご参考まで

「結婚前には両目を大きく開いて見よ
結婚してからは片目を閉じよ」