■完璧な親になろうとしない 子育ては失敗の連続であると知る2


長男がまだ一才くらいの頃

私が彼と2人きりで日中に家の中にいた時のことです


私はソファーの上でいつも間にか寝てしまっていて

ふと目を覚ませて長男の姿を探したところ

彼の口の周りが茶色く汚れていました

何でや?と思いながら彼の手に握られているものを

見るとそれはなんと!煙草でした


当時まだ私は煙草を吸っていて

床に置いていたかばんの中に入っていた煙草を

長男が勝手に取り出して口にしたようでした


幼児が煙草を一本丸々体内に入れると死に至る

可能性もあると何かの本で読んだ記憶があり

血相を変えて病院に長男を連れて行きました


診察の結果煙草の葉は体内には取り込まれておらず

命に別状はないと分かって安堵しました


ただこの時鼻腔を洗浄するという事で

鼻からチューブを入れて水を流し

その水を口から出させるという

えげつないことをされていました


一才くらいの事ですからもう泣き喚くのですが

もうその泣き声を聞くのが辛いのなんのって…


洗浄が終わり帰宅してあー無事で良かったと

ホッとして一服したのでした


この時の反省より子供の手が届く範囲には危険なものや

大事なものは置かないように徹底するようにしました


もう一つ

子供を自転車の後ろのチャイルドシートに

乗せて買い物に行った時のことです


買い物の荷物を自転車のかごに乗せる前に

先に子供をチャイルドシートに乗せていたところ

子供にじっとしているように言っていたにも関わらず

バランスが崩れ自転車が倒れ子供も地面に

ぶつかる形になってしまいました


当然子供は泣き喚き大変な状況になりました

ただ子供の身体に関しては幸いかすり傷程度で済み

ほっとしました


このような失敗以外にも細かいものも含めれば

数多くの失敗を重ねてきています

そんな経験から思うのは

幾ら細心の注意を払っていても大なり小なり

失敗が起こることは防ぎようがないし

失敗を起こさないようにと神経質になりすぎるのは

子供のためにも良くないと言うことです


うまくいかなくて失敗することもあると悟り

失敗したらしたで反省して二度とやらないように改善する

そういったことも含めて子育てを楽しむようにすれば

きっと子供にも楽しい雰囲気が伝わるだろうと思います