子供が生まれて間もない頃
最初一番困ったのは泣いている
子供をあやすことでした
ギャーギャー泣いている赤ちゃんを抱っこして
「よしよし」と言えば瞬く間に
ご機嫌になることはまずありません

オムツは換えた
おっぱいもあげたばっかり
それにも関わらずなかなか泣くのが
収まらないという場合もあります

こうなるともうお手上げ状態ですが
何度もこういうことを繰り返して分かったのは
あやしている大人(母親でも父親でも)が
なかなか泣き止まない赤ちゃんに対して
「もうどうして泣き止んでくれないの!」と
怒りの感情を持つと余計に泣き止まないということです

なかなか泣き止まない場合でも
あやしている側が「大丈夫、大丈夫」と余裕の感情を
持っていると結果的に早く泣き止ませることができるのです


このようなことは私が実際に赤ちゃんをあやす
経験をしたので分かりましたが
ではそのような経験がない父親だとどうでしょう? 

普段子供をあやすのは母親に任せっぱなしにしている父親が突然
母親に代わって子供をあやすように任されたら?
「よしよし」と言ってもなかなか泣き止まない子供に対して
ネガティブな感情を
ひょっとすると恐れまでを持つかもしれません
赤ちゃんはこういう部分を敏感に察知しますので
まずこうなると泣くのも収まらないでしょう

そしてこのような父親はその後
二度と子供をあやすことはせず
なかなか泣き止まない赤ちゃんをあやす母親に対して
「子供をあやすのは母親の仕事なんだから
早く泣き止ませてくれよ」などと暴言を吐くかもしれません
自分で子供を泣き止ませることの苦労を何度も知っていれば
決してこのようなひどい言葉を言おうとは思わないでしょう

やはり父親も母親も育児に関しては
全てある程度慣れる位までやってみるようにした方が良いと思います