よって、緊張するし、疲れもする。
細かいことで、注意が不足してしまうのは、無理ないともいえる。
それにしても、やらかし放題なので、戒めのために晒してみよう。
1) 手荷物検査場で、パスポートと搭乗券を回収しそこないそうになる。
これは、空港側のシステムにも問題があるのだわ。パスポートまで、トレイに入れさせるので、つい死角に入って、回収しそこなった。
係員にすぐ呼び止められて、大事に至らなかったのだが、よくよく注意しなければ。
注意不足になったのは、ポケットのハンカチまで出さなければだめだとか、どうでもよい文句を上から目線で言われた気持ち悪さが原因だった。早く、立ち去りたかったのね。
堂々としていれば、良かったのに。
2) 宴会後、メガネ紛失。
酒に飲まれたと言える。シャツの首のところにひっかけていたのだが、移動中にどこかで落としたらしい。
店2軒に電話してみたが、発見されず。
安物だったこともあり、あきらめた。
これについては、1回目の出張時に紛失し、2回目の出張時に新調するという、燕返し的な荒業を繰り出した。
メガネ新調については、別の記事で報告する。
3) モバイルWiFiルータ置忘れ。
これも1回目の出張時にやらかした。
幸い、これは自宅に置き忘れただけだったので、2回目の出張時に持ち帰った。
まあまあ、この程度はかわいい話。
3) フィレンツェ出張で、列車乗り間違い。
1回目の日本出張時、ナポリ帰着からノンストップでフィレンツェ方面に出張した。この時に、休日を利用して周辺観光したのだが、Luccaを訪ねた帰り道、Firenze方面向けに乗るべきところを間違えて、反対方向の列車に乗ってしまった。
これも、一応原因はある。列車が遅れていた上に、本来の発車時刻に反対ホームの列車が入線してきたのだ。
ホームの表示板も紛らわしい表示だった。
落ち着いていれば、間違うはずなかったのだが。あら、うっかり。
一瞬、切符を買いなおさず、折り返しの列車に乗ってやろうかと思ったのだが、車内で捕まると面倒なので、まじめに切符を買いなおして、戻ることにした。これが正解だった。
しっかり検札に遭遇し、切符を買いなおしていなければ、多額の罰金を取られるところだった。
まあ、この辺は最悪の事態を回避できており、笑って済ませられるレベルの失敗と言えよう。
4) ATM現金不足。
これは、日本出発前のできごと。会社内のATMでユーロをおろそうとした。
人通りのある場所で、出てきた現金を数えるのがはばかられたので、職場に行ってからチェックしたところ、40ユーロ足りない。
口座からの出金記録上は、しっかり満額おろしたことになっていた。
全然出てこなかったのか、途中で引っかかったのか?
すぐにATMまで戻ってみたが、もう別の人(イタリア人)が捜査中で、さらに次の客も並んでいた。
「ここに40ユーロありませんでした?」
と、聞いてみるわけにもいかず。おとなしく、あきらめた。
この程度のことは、海外ではよくある話。
5) メガネクリーナ廃棄。
メガネ新調時にサービスとして、メガネクリーナとフランス製香料入り石鹸をもらった。
石鹸は日本に置いてきたが、メガネクリーナはナポリに持ち出そうと考えた。
スーツケースに入れて自宅を出発したのだが、待てよと。
これって、スプレー式じゃないの?
特急列車の中で取り出してみると、確かにガス封入式のスプレータイプ。しかも、可燃性ガス。
これって、受託荷物にも、手荷物にもできないやつじゃん!
--電車のごみ箱に捨ててきた。ご縁がなかったのね。
6) 足首捻挫。
出張中、東京で買い物。いまさらであるが、伊日辞書とイタリア語文法の教科書を購入したところ、結構な重さになった。
これを背負って歩いていたら、何もない平地なのに、左足をぐきっと踏み違えてしまった。
幸い大事には至らなかったが、翌日ちょっと赤くなっていた。
年を取るって、残酷だ。
7) 日本出張への出発時、ハンカチ持参を忘れる。
一番汗をかく機会なのに、なぜか忘れてしまった。馬鹿だねえ。
そのほかにも、細かいところでたくさんやらかしていると思うが、キリがないのでこの辺で打ち止め。
これだけやらかしているということは、重大なポカをやらかすポテンシャルが存在するということだ。
自分の限界を認識して、慎重かつ十分な余裕をもって、行動するように心がけるぞ!