Toscanaといえば、やはり革製品でしょう。
FirenzeのDuomo地区には、たくさんのお店が軒を並べて、観光客を待っている。
イタリアはファッションの国でもあり、現地赴任している間に、革ジャンか靴を買いたいと思っていた。
今回は、わざとほぼ空っぽのスーツケースをひっさげて出張に行き、帰りは革ジャンを入れて帰ってくる計画だった。
仕事の合間、日曜日にFirenzeに行き、予備情報一切なしのガチンコ飛び込みで、買ってみた。

Toscany S.r.l. というお店。革製品の専門店である。
Medici家礼拝堂から路地一本入ってすぐの場所。
一発勝負で、決着した。
・すべて、「メイド・イン・イタリア」の高品質。
・しかも、手染め。(見る角度によって変わる、染め色のグラデーションを見ろと。=ムラがあるともいう)
・見よ、このソフトな手触り!
というセールス・トークに乗って、購入決定。
3種類くらい違うデザインを試着しましたが、「お前には、このオーソドックス・スタイルが一番似合う」といわれ、自分でもやっぱりそうだよなと納得。
気になるお値段は?!
正札価格580ユーロのところ、本日に限りーー
カシャ、カシャ、カシャ、カシャ……シャキーン!
275ユーロ!!
だいぶ、安っ!
めでたくゲットとなりました。
ものはついで。
日本からのお客さんを案内していった、「Luciano Gloves Factory」というお店。
ベッキオ橋のすぐ手前の場所にあるお店だが、手袋の有名店らしい。
日本の奥様から、ご指名でお土産に買ってこいとのミッションだそうで。
お店にご案内するついでに、自分用も買ってみた。



うーん。こちらも高品質。
皮の質感、色艶。柔らかく、自然に伸びるフィット感。
なかなかよろしい。
店主のおっちゃんは、さすがにプロ。
サイズもいわないのに、見ただけでピッタリのサイズを出してきた。
じゃ、この色と、この色!
2分で決定。
日本のお客様は、カシミヤの裏地付きタイプを買われていた。
当方の分は、裏地なしタイプ。フィット感優先。
なんだかんだ、裏地って汚れてくるし。
お値段は、39ユーロ+35ユーロ。これも、安っ!