「パチモンR2D2を弄り回す」=第9弾! モータは回った。今度は、センサを調べるぜ。 | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

パチモンR2D2は、一つのステッピングモータで、両脚?と頭部を動かすようになっている。
で、頭部は当然左右に回転するわけだが、可動範囲を限定していて、動かすのは左右X°以内というようになっている。

そうしないと、内部の配線がねじ切れちゃうからね。

物理的にも歯止めがあるが、そこにぶつかってしまっては、モータに過負荷がかかる。
それ以前に停止するように、限界位置を検知する機構が組み込まれている。

そいつを今回、勉強してみた。


イメージ 1

これが頭部パーツの写真である。
右側のモジュールが、回転位置検出モジュール

黒い「門」の字型のパーツ2つが、肝である。


このモジュールと対になって働くのが、下の黒い円盤

イメージ 2

この円盤は、R2D2頭部に固定されていて、頭部と共に回転する。
そして円盤部分が、さきほどの門型パーツの間で回転し、スリット部分がセンサ位置に一致すると、位置が検出される仕組みと推定される。

円盤の素材は、プラスチック。おそらくABSかと思われる。
ある程度寸法精度が必要だし、変形してはいけないものなので。

スリットがあるというところが、ミソ。

つまり、光を通すかどうかで検出しているんじゃなかろうかと。


機械的には接触する部分がないし、磁気的なパーツも存在しないので、まず間違いない。
ということから推測したわけである。

そこから、光系のセンサをいろいろ調べてみた。
結果、門型パーツは「フォトインタラプタ」という部品であることが、判明した。

たとえば、秋月電子さんでは、こんな部品を販売している。



どうもこれが、たとえばどころか、そっくりなのである。
うん、これだね。

ご親切にも、秋月さんのサイトには技術データも掲載されているので、使い方もほぼほぼわかる。
つまるところ、

  • 赤外線発光部(LED)と、受光部(フォトトランジスタ)にわかれている。
  • 受光部に赤外線が当たると、電流が流れる。

ということね。

なので、当該品の場合、スリットがフォトインタラプタの位置に来ると、電流が流れて知らせてくれるということになる。

あいよー、わかったよー。


となると、

  • 1ステップずつモータを回転させるたびに、フォトインタラプタの出力を確認する。
  • 電流を検知したら、原点位置と認識する。


というルーチンを組み込めば、頭部回転範囲の制御ができそう。
なるほどね。

次は、頭部の回転をシミュレートして、フォトインタラプタの信号検知を試験してみればよいのね。
※ちなみに、配線については基板パターンをじっくり眺めて、なんとか理解。たぶん。笑い泣き

あとは、やってみるしかないよねえーー。