赴任地ナポリから、10日ばかりの予定で一時帰国しております。
そのうち、既に3日、カレーを食べてしまいました。
「我が生涯に、一片の悔いなし!」ドーン!!
たまごかけご飯も頂きました。はい。
今回の帰国は、もちろん仕事目的であります。しかし、折角日本に戻ったので、機会を生かして買出しツアーを兼ねさせて頂いております。
食料品、電池式不快害虫駆除剤、除菌消臭スプレー、部屋置き型消臭剤などなど。
日本支部を守る副所長に調達しておいてもらいました。
ナポリから持ち帰った空っぽのスーツケースは、既にほぼ9割埋まっています。
出発2日前に最後の荷造をして、空港宅配便で送り出す予定です。身軽に旅立てるので、楽チンなやり方。
実は、空港宅配便はこれだけではなく、もうひとつあります。
それは、「キックボード」です。

というと、子供用の玩具に聞こえますが、何のなんの、大人用の本格派タイプです。
お値段だって二万円超えの本格派。
目的はというと、自転車の代わりです。
街歩きの機動力を上げたいのですが、自転車だと、ペントハウスもどきの我が部屋まで持ち込むのは、とても大変です。
かと言って道路に放置しておいたら、盗まれるか、壊されるかに決まっています。
その点折畳み式キックボードなら、簡単に部屋まで持って上がれます。エレベーターで運べるし。
Amazon Italyで探したのですが、子供用かフリースタイル用が中心で、丁度よいものがありません。そこで、Amazon Japanで購入。国内の自宅に届けて貰いました。
それを二つ目の機内預け荷物として、イタリアに持ち込もうという計画です。
さて、自宅に届いた商品を見てみると、思ったよりも大きめの段ボール箱に梱包されています。
宅配便のサイズ上限に収まるか心配立ったので、メジャーで寸法を測ってみました。
タテ+ヨコ+高さの合計が、ほぼ160cm。ギリギリセーフのようです。
なので、そのまま空港まで発送してもらうことにしました。
さて、一昨日の日曜日、宅配便のオペレーターさんが集荷に来ました。念のためということで、荷物を計量。
「あれー、これオーバーですね」と、悩ましい声をあげています。
キチンと測ると、2cmオーバーしていると言います。
そのくらいは誤差範囲じゃないかと思いましたが、空港向けの宅配については、航空会社さんの規制が厳しいんだそうです。
確かに、サイズオーバーの荷物をヒョイヒョイ持ち込まれたら、貨物量が多くなる一方だし、超過料金を取り損なうことにもなります。
それなら、中身だけ送るか、梱包のサイズを小さくしようかなと思っていたら、矢庭に携帯を取り出して、本部に連絡し出しました。
判断を仰いだようです。
結果、セーフ!
そのまま送ってもらえることになりました。
結局、空港のカウンターでチェックしているのは重量だけで、寸法についてはノーチェック。
見ている限りでは、もっと大きな荷物でも機内預けになっています。
空港まで持って行ければ、こっちのもの。
あとは何とかなるでしょう。
航空会社さんの基準と、宅配業者さんの基準が密接にせめぎ合っている境目を、図らずも実体験することになりました。