たとえば、IR測距モジュールですが、動作安定用のパスコンを入れました。
カタログシート上は10uF以上を推奨なのですが、手持ちがないので1uFで代用。
ないよりはましかなと。

VinとGNDの間にはんだ付けしました。
これは上手くいきました。これはね。
続きまして―。
分圧用の抵抗回路を、配線モジュールとして作り込みました。

こういうことですね。
抵抗ふたつの間に、信号線をくっつけました。
これで回路的に正しい筈だったのですが……。
いざテストドライブしてみると、一切モーターが動きません。
あれあれ、どうした?
最後にいじったコードが悪さしたのか?→戻してみても動きません。
電源の接続がおかしいのか?→テスターで測ると、ちゃんと5V出ています。
なんだこれ?
元の基板が壊れてしまったのか?
単純な前進コードを送るスケッチに書き換えてみても、まったく反応がありません。
こりゃ、あきませんわ。
こういうときは深追いしてはいけません。
頭が凝り固まってしまうので、正しい答えが出なくなります。
よって、一旦対象から距離を取ります。つまり、しばらく放置。
レーザーディスクでも見て、気分転換。
一夜明けて。
冷静に振り返りました。
元々の、大本まで戻ってみます。
新しい抵抗をブレッドボードに配置して、前進コード送信だけを実行してみました。
あら、動くじゃん。
じゃあ、走行パターン切り替えスケッチは?
おや、これもOK。
では、調子に乗って障害物回避機能付き「EZ5」スケッチは?
あらー?! ちゃんと動くじゃん!
しかも、一昨日よりきちんと反応しやがる。
スイッチON直後の障害物誤検知もなし。
完璧じゃないの。
するってえと、何かい? やっぱり分圧回路組み込みモジュールがおかしいということかい?
ならばと、テスターを持ちだして計測してみました。
抵抗は?→OK。
分圧具合は?→?? あれ? 電圧きていないぞ?
なんだこれ? 断線したかな?
ワニ口クリップがあやしいぞ。
結果、導線のはんだ付けができていませんでした。
ぎりぎりくっついていたのが、剥がれてしまったようです。
ワニ口にはんだがのりにくいんですよね。いい訳ですが。
はんだ付けをやり直しました。

もちろん、仕上がり後はテスターでチェック。
OK。導通、よし!
そうですね。
作業ごとに、品質確認をすることが重要ですね。
ようやくこれで、安心して実機組み込みに進めます。
本日の教訓:「確認、確認、また確認! 大丈夫とか思うな、このど素人がっ!」でありました。