朝から新幹線に乗って移動なのですが、駅の待合室に到着したときに、頭の中で「圭子の夢は夜ひらく」が流れていたんです。
意味もなく。
赤く咲くのは けしの花
白く咲くのは 百合の花
どう咲きゃいいのさ この私
夢は夜ひらく
ご存知宇多田ヒカルのお母さんの大ヒット曲です。
親子二代で、天才なんだなあと、ぼんやり考えながら、頭の中の曲を聴いていました。
「何故この曲?」とか、考えませんでした。街角で聞く音楽みたいなものです。勝手に流れ込んできたという感じ。
ホームに上がり、いざ新幹線に乗り込もうとして、切符をみました。
「15号車16番E席」
あ、これかと。
そりゃあ、「夢は夜ひらく」よねえ。
十五、十六、十七と
私の人生 暗かった
過去はどん なに 暗くとも
夢は夜ひらく
(作詞:石阪まさお)
引用させて頂きました。
チラッと見た「15号車16番」という数字の並びに、脳が反応していたんですね。勝手に。
猫じゃらしに反応する猫みたいなものです。
ちょっと違うか?
自分の脳にも、なかなか油断できないなと、ふと身構える出来事でした。