さてと、ぼんやりしてますんで、昔話ネタでお茶を濁しましょう。「Joe90」というスーパーマリオネ | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

Thunder Birdなら、知らない人はいませんね。
英国BBC放送で製作されていた、人形劇ドラマ。

そのクオリティの高さ、科学技術を再現する美術造形の技術、そしてサスペンスあふれるストーリー。
こども心を刺激してやみませんでした。

同じチームで、シリーズ物のマリオネット・ドラマがいくつかあるんですね。

  • 「StingRay」--日本での公開名称は「海底大戦争」
  • 「Captain Scarlet」--そのまま「キャプテン・スカーレット」

そして、「Joe90」--これもそのまま「ジョー90」。

「Joe90」の斬新なところは、9歳の男の子が主人公なんですね。
天才博士(義理の父親らしいんですが)の発明により、他人の知識と経験を自分の脳にインプットすることができる。

見た目はこども、中身はおとなってなことになるんですな。
天才レーサーだろうと、パイロットだろうと、お構いなし。

空飛ぶ自動車とか、サンダーバードにも通じる登場メカの造形は、まあ良くできています。
火薬とか、ガソリン使いまくりで、爆破シーン満載。

9歳児なのに、大人をピストルで撃ちまくったりしてますが、「社会的倫理性」とかうるさくなかった時代の産物なので、目をつぶりましょう。

著作権的なところはどうなっているか??ですが、YouTubeに動画が上がっていますね。
こども時代は、当然吹き替え版のTV放送を観ていた訳ですが、いまは英語版で観られます。

なかなか台詞のやり取りも、面白かったりする訳で。
ずいぶんお金を掛けたんだろうなあと、思いますね。

TVって、結構早い段階からこども相手の番組で視聴率を稼ぐという方程式ができ上がっていたのだなと再確認できます。少子化の現代は、どんどん大人向けのウエイトが高まっていますけれどね。

1~2か月前、仕事上の関連で来日したイギリス人と食事をしたのですが、「Joe90」の話で盛り上がりました。
海外では人気番組は何十年でも再放送するので、世代を超えて共有することができます。

そういう共通の話題があると、一気に親近感がわきますね。そこは、イギリス人とか日本人とか、関係なし。
「Sense of Wonder」は、万国共通なのであります。