Android自動化アプリ「Tasker」を使いこなす。エロ広告つきアプリのバナー広告を目隠しす | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

Android用フリーアプリの中にはバナー広告つきのものがある。
Wi-Fiと3G通信を遮断することで広告カットするタスクを前回作成した。

しかし、アプリによっては実行中にネット接続を繰り返すものもある。
そればかりか、そもそもネット接続することで機能を果たすアプリもあるので、一旦通信を遮断しても実行中に接続を復活してしまう場合がある。

そこで、そんなアプリに対して、バナー広告のエリアを目隠しするタスクを作成してみた。

使用するのはsceneの機能である。バナー広告に会うサイズのsceneを作成し、「overlay, blocking」の属性でバナーの位置に表示すれば「目隠し」の役割をするし、タップをしたときも広告が反応しない。
(background colourは黒などの濃い色にすると良さそう)

さらにscneneにボタンを配置し、今回は標準のブラウザを起動する機能を持たせた。

見た目的にバナー広告のサイズにぴったり合わせるのは難しい。
(位置合わせに使用するgridが最小でも「10」にしかならず、ドット単位の調整ができない)

結局一度作成したsceneをxmlファイルにexportし、editorでサイズ情報を480x80に書き換え、再度Taskerにimportすることにより、ぴったりサイズに調整した。

ポイントはアプリ起動をトリガーにしてtaskを実行し、exit taskでsceneをdestroyすること。
これでメモリーの消費も最小限で抑えられるはず。

こんな形で特定アプリの上からoverlayのsceneを被せて、自分好みの?機能を追加するのは役に立つ場面があるかもしれない。

これはすべて個人の暴走である。