と、いうわけでタイトル通り例の案が本会議で否決されました。
とりあえず「よしっ!!」と思ってます。
が、しかしここで石原都知事が「可決されるまで案を出す」という旨の発言をされたそうです。
あまつさえ、以下のような発言も
①反対のための反対で都民が迷惑。ばかなことをやっている。抽象論ではなく具体的な対案を出すべきだ。(出さないのなら)『現状を認める』と都民の前で言えばいい
いや、なんか都民の総意みたいな言い方やめていただけませんか。正直言って、改正に賛成の人がいるのは事実ですが、大半の人は反対です。3月に送られてきた大量の反対のメールや手紙見ればわかることでしょう?
そもそも秘密裏に改正しようとしていたくせに、否決されたら対抗案出せっておかしいでしょ。
それとも何か、規制に反対するのにわざわざ対抗案ないと反対したらいけないんですか?意見言うのにもそんな手間かけないといけないんですか?あまりにも馬鹿げてる。
②目的は間違っていない。何回でも繰り返してやる
なんで否決されたか、反対の人が多数いるかわかってないんですかね、この人は。
そりゃ児童ポルノはダメなことですよ。そんなことあっていいとは思ってないし、今回の反対派の議員の方々や反対意見を送った一般の人々の中にも、児童ポルノに関する規制は賛成の人も多いはずです。
だが、否決された理由はそこではない。
あんな恣意的解釈がいくらでもできるような条例文、実質的な被害が無い創作物の規制、表現の自由の侵害の危険性などから否定派が多かったまでのことだというのにその部分を改めようともせず繰り返し再提出しようなんてバカすぎて頭おかしいんじゃないかとしか思えない。
とまあ、こんな風に何が問題で否決されたのか全く理解していない模様。本当に、いい加減に気付けよ。点数稼ぎなのかいわゆるオタク趣味を貶めたいのか何なのか知らないけど、こんなことやってると自分の首が閉まってく一方ですよ?
後、個人的に一番ムカついたのが創作物の規制について。
これに関しては、すでに科学的に創作物と犯罪増加に因果関係はないと証明されてます。
むしろ、創作物の類を規制すると犯罪が増加する傾向があるというデータもあります。
以下にこのような発言をしたPTAの人々がいます。
「表現の自由を侵害する恐れがある、漫画家等の創作活動を萎縮させるなどとして、この条例改正案に反対している人がいます。このような主張に与し、大人が子どもを性的対象として弄び、傷つけることを許してよいはずがありません」 (社団法人東京都小学校PTA協議会)
はあ~、なるほど。あなた方はその結果、自分たちの子供が犯罪に巻き込まれる危険性が増えてもいいと思ってるわけですね?そうですか、だったら存分に主張してください。その結果どうなっても知りませんよ?あなた方が主張したことなんですから、あなた方のお子さんが犯罪に巻き込まれてもご自分たちで責任とって下さいね?第一、実際に被害がない創作物について、何が「大人が子どもを性的対象として弄び、傷つけることを許してよいはずがありません」ですか。この人たち、現実と創作の区別もつかない頭がおかしい人たちなんじゃないですか?
繰り返しますが、創作物の規制は犯罪の増加を引き起こします。その典型的な例が西欧やアメリカなどです。これらの国々は、規制後逆に犯罪が増加しているという明確なデータがあります。
こんな風に書いてますが、自分は児童ポルノは反対です。だからといってこんな的外れにもほどがある条例は絶対に可決されてはなりません。
9月にもまた一戦あるので、気を抜かずこの案を廃案に追い込みましょう!!
今回はかなり口汚く罵ってしまいましたが、そんだけ怒り心頭というわけでございます。
この文章を見て(特にPTAの件)不快に思われた方々に、この場でお詫びいたします。申し訳ありません。
ではまた。