おおばここばこ-悩む力


小寒。 寒の入り。 暦通り 雪


打ち合わせ後、おとなしく読書。


姜尚中・著 / 『悩む力』


姜(カン)様がもっとも共感し、

胸を打たれる本は 『こころ』(心)だと。


とりわけ、この一節


「自由と独立と己れとに充ちた現代に生れた我々は、

其犠牲としてみんな此淋しみを味わわなくてはならないでしょう」


*此淋しみ=自我の孤独、何かを求めてさまよっている感覚


姜(カン)様はこう解釈してます。


自我を保持していくためには、やはり他者とのつながりが必要なのです。

相互承認の中でしか、人は生きられません。

相互承認によってしか、自我はありえないのです。


ふむむ。 BlogやMixiやTwitterの本質はここだな。