『無資格で家系図、最高裁が逆転無罪』


の記事と判決文を読んでみた。


そもそも、家系に関する人々の関心は古くあり、

学問も成立しており、郷土史家をはじめとして

多くの人々が研究調査し、ときに依頼を受けて

家系図の作成を行うなどしてきたのである。


そして、家系図の作成は、戸籍・除籍の調査にとどまらず、

古文書・古記録を調査し、ある程度専門的な判断を経て

行われる作業である。


宮川光治裁判官の補足意見に思わず目が止まる。



この業者さんは古文書や古記録を調査したのか?


ただ、職務上請求書で調査をしただけだと思うけど・・・


古文書・古記録を調べなければならないとこまで

遡って家系図を作成していたとは思えないなぁ。


そもそも専門家に頼まなきゃならんような

日本の戸籍制度自体がおかしいんだけど。


家系図の巻物が欲しいという気持ちもよく分からんし

家系図作成で食おうとしてる行政書士もよく分からん。


行政書士の縄張りを主張する気すらおきない。