齋藤孝さんの 「ざっくり!」 シリーズを読了。


『日本史』 『世界史』 『美術史』 の3冊。

歴史書と思いきや、歴史書にあらず。

いろいろと考えさせられる題材ばかり。


おもしろかったのは 『日本史』 の第6章。


鎖国とエロ文化の発達

「すごすぎる日本人のリビドー」

性交力三流、妄想力一流の国


このタイトルからしてすごい・・・


日本人は変に細かいところに

こだわるのが得意ですから、

性的嗜好も微妙な違いごとに

異常なほどの細分化が行われているのです。


はい!齋藤さんのおっしゃるとおり!


私が今、参画しているWEB関連の会社も

「キーワード設定」 と 「カテゴリー分類」 に

かなりのお金と時間と労力と費やしてます。


日本人の嗜好がかなり細かいということは

アクセス解析のグラフを見ると、一目瞭然。


それで 毎日毎日 微調整をしているのです。


本当の力は弱いのに、

変な工夫ばかりする。

そういう文化ですから、

外国人が見たらすごくおかしいのです。


そうなんですよね。 日本のサブカルチャーが

外国人にウけている理由は そこにあります。


おバカな企画をマジメな顔で議論する。

こんな国民、なかなかいないでしょう。