おおばここばこ-昭和天皇論


小林よしのりさんの 『昭和天皇論』


一番読みごたえがあったのは


第4章 「聖断」 という奇跡


戦争は起こすよりも やめるほうが大変。


日本は原爆を落とされたことで

戦意を喪失して無条件降伏した


って思っている人が

ほとんどだと思うけど


そんな単純なもんじゃなかった。


原爆投下から降伏するまでの経緯は

全ての国民が知っておいたほうがよい。


昭和天皇をはじめ、鈴木貫太郎首相、

東郷茂徳外相、阿南惟幾陸相 など

"役者" が揃っていたからできたこと。

(阿南陸相の言動については賛否両論ありますが)


近い将来、食糧や資源をめぐって

戦争が起こることは十分想定できる。

戦争が始まる前にやめ方を勉強しよう。


もちろん国家間の戦争に限らない。

個人間の争いにおいても 同じこと。