沖縄返還密約訴訟で 当時"密約文書"を交わした
吉野文六元アメリカ局長の証人尋問が認められた。
この訴訟には かなり興味がある。
吉野さんはどこまで明らかにするのか。
裁判所はどれくらい本腰を入れるのか。
戦後の外交交渉において これ以外に
"密約"を交わしたことはないだろうか。
沖縄の海兵隊の移転費用はどうかな。
もし政権交代したら、日本も公文書を公開してほしい。
「鳩山由紀夫首相」 は外交目標として
北方領土問題の解決を掲げるかもしれない。
それくらい大きなことを言わないと
国民の関心は持続しないから。
その際は 祖父の鳩山一郎首相が結んだ
日ソ共同宣言をベースに交渉するはず。
すなわち 「二島返還」 路線
ロシアは 沖縄返還の例にならって
巨額の財政負担を要求してくるだろう。
要求に応ずれば世論は当然反発する。
解決すると言った以上、退くに退けなくなって
"密約" という形で決着させる可能性はある。
だから今回の裁判の意義は大きい。
証人尋問は 12月1日の予定。