痴漢で逆転無罪判決 最高裁 「女子高生の供述に疑い」
この裁判には皆さん興味を持ったようで
たくさんのブログで取り上げられてますね
男性なら誰でも加害者にされる可能性があり
女性なら誰でも被害者になる可能性がある
そんな危機感から高い関心を呼んでいるのでしょう
最高裁判所の判決文 を読んだ後
思わず ふぅーっと息を吐きました
「人が人を裁くことの難しさ」を
まざまざと感じさせられたのです
難しい言葉で長々と理由を述べてますが
結局のところ 防衛医大教授と女子高生の
どちらの境遇に共感したのかということ
3人は教授の供述を信じ
2人は女子高生の供述を信じた
各裁判官の価値観の違い
その価値観に基づいた判断に資するよう
「疑わしきは被告人の利益に」 の大原則や
「上告審の事実認定判断には限界がある」
というような、ごもっともな理由を後付ける
論理法則、経験則というのは
客観的に見えて客観的ではない
65歳を超えている男性裁判官たちが
女子高生の立場で考えるなんて到底ムリ
事件は 「藪の中」
本物の痴漢事件だとしても
痴漢の冤罪事件だとしても
多くの人の人生を狂わせる
こんな事件を二度と起こさないためには
満員電車という存在を無くすしかないのか・・・
定員オーバー禁止法をつくるとかね・・・