「孤独」 を極度に怖がる人が多いと聞く
特にすることもなく 時間を持て余し
しまいには不安になってしまうらしい
それで 惰性的に人と会って話したり
だらだらと電話したり メールしたりして
とても 「忙しい」 時間を過ごしている、と。
つれづれわぶる人は、いかなる心ならん。
まぎるる心なく、ただひとりあるのみこそよけれ。
ー 『徒然草』 第七十五段
「孤独」 を なぜ楽しめないのかと私も思う。
読書したり 思索を深めたり 身体を鍛えたり
自分自身と向き合える貴重な時間なのに。
刺激を手軽に求め過ぎている気がする。
「孤独」 な時間を いかに確保し いかに楽しむか。
(今風な言葉でいえば、 「孤独力」 をいかに高めるか)
地道に蓄積したことが自分自身の糧となる。