レオナール・フジタ展


札幌は 激しい雷雨だったようです 雷


私は その時 北海道立近代美術館で

『レオナール・フジタ展』 を 鑑賞中


アート


レオナール・フジタ (藤田嗣治) は

欧米では とても有名らしいですが

日本では ほとんど知られておらず


私も 『芸術起業論』 を読んだとき

初めて その名前を知りました。


村上隆さんの言葉を借りると

欧米の美術史の "文脈" を読んで

これほどの成功を収めた日本人は

フジタを置いて他にはおりません。

(帰化したので正確には日本人ではない)


だから、その "文脈" を知らないまま

フジタの作品を見ても どこが凄いのか

まったく理解できないはずです・・・


実際のところ、鑑賞している人を見てると

乳白色の群像画の前を さっと通り過ぎるし、

買い求める葉書も猫の絵や宗教画のばかり。


そりゃあ "乳白色の肌" って言われても

見てて 気持ちいいものじゃないですから。


描いて 見て 楽しむだけなら 別ですが

絵画に関する世界で成功したいならば

やっぱり "文脈"を知る必要があるなー