創成川通 と 南1条通 が交わる場所には
かつて 創成橋 という素敵な橋があったのですが
今はアンダーパス工事の影響で跡形もありません
その近くにある 札幌建設の地碑 には
「この地は銭函から千歳に抜ける道と
藻岩山麓を通り篠路に行く道路との交叉点に當り
明治弐年拾壹月拾日開拓判官島義勇
石狩大府の建設をこの地から始め
その志をついだ岩村判官は同四年参月
札幌の町割をここを中心として行い
民家を建てることを許した
今日の札幌市はこの附近を基点として發達したのである」
と記されています
北海道開拓使初代判官だった 島義勇 は
札幌の街に基本となる線(基線)を定めました
東西に分ける基線は 大友堀(創成川)
南北に分ける基線は 銭函通(南1条通)
まさに 札幌の街並みを作った人物と言えますね
北海道神宮の社殿前にある大きな銅像
これが 島義勇 (島判官の像) です
コタンベツの丘 に登って 平野を見渡し
札幌の中心とすべき位置を見定めました
コタンベツの丘 には "開拓三神" を祀り
これが現在の 北海道神宮 になりました