カインドとナイス
言葉の定義というのはわかっているようで
わかっていないものだ。
妻との歓談の場で、妻が
カインドとナイスはどう違うか
という話をし始めた。
何でも頼まれて、引き受けていると
ナイス、と言われる。困った時助けてくれる人
ナイスなわけだ。
ほんとに困っている人を助ける人
しかも頼まれなくても
気の毒に思って助ける人
カインド。
大切なのはどちらかわかるだうか。
ナイスではなく、カインド。
リスペクト
ソフィがテーブルの上に置いていた
スマホの上に歩いてきた。
カチカチ
スマホのページが変わっていく。
いやあ
君もスマホを見るのか。
ユーチューブのショートで
こういうのがあった。
「リスペクト」という題。
米国人の兵士の幹部が
退役軍人を慰安しているようだ。
ある人の前に感謝を述べて
握手をしようとするが
彼が差し出した手は手首より先がない。
驚き謝罪し、今度は左手を差し出す。
ゆっくり差し出した
左手の手首より先もなかった。
幹部は驚き悲しそうな様子を見せた。
私は彼はどうするのだろうかと考えた。
両腕を握るのだろうか
それともしっかりとハグをするのだろうか。
そうではなかった。
彼は大統領や将軍にするかのように、
この退役軍人に対して、
しっかりと敬礼をした。
私は「これがリスペクトなんだ」
と、この時わかった。
敬意でもなく、尊敬でもない。
他者に対するリスペクト。
これを聞いた妻が言った。
夫婦や親子、職場において慣れ親しんでくると
他者に対するリスペクトがなくなってしまう。
しかしどんな時も誰に対しても
リスベクトを決して忘れてはいけない。
言葉の定義
言葉の定義を心底理解するのは難しい。
けれど、ほんとにその意味を
知ることは大切なもの。
そして、全ての生き物に対して
リスペクトを持ち、カインドでありたい。
もちろん、ソフィに対しても。