会社を辞めずに収入を月50万円増やす

船ヶ山哲さんの著書。  

 

「会社を辞めずに収入を月50万円増やす!」を読みました。

 

 

船ヶ山哲さんは、サラリーマンから起業し、5年で1000社のクライアントを持っている方です。

 

書籍を8冊出版、テレビ局やラジオ局で出演し、最近では雑誌「LEON」の連載をするといった、マスメディアからも評価が高い方です。


 

本書は、「役職定年」に備えるサラリーマンに、会社勤めをしながら、収入を月50万円増やす方法を紹介しています。

 

役職定年とは、部長や課長としてバリバリ働いていた人が、50歳や55歳といった定年前に肩書が外され、一般社員になることです。

 

一般社員になると、肩書だけでなく、当然給料も減らされます。

 

 

役職定年という制度で、一番困っているのが、部長・課長といういい評価を得て、定年までいい給料がもらえると思い、会社のために頑張っていた50代。

 

私にも、あと数年で役職定年を迎える友人がいて、

 

「給料が減るから、仲間と遊ぶ金があるのはいまのうちだ」

 

と、寂しいことを言っています。

 

以前は精力的に仕事をしていた方なので、自暴自棄になっていると思いますが……いやですよね、こんな話を聞くの。

 

船ヶ山哲さんは評価や給料が下がることを恐れている人の心境を、このような言葉で表しております。

役職定年の恐怖に怯え、減らされた給料をどのように補填すれば大切な家族を守ることができるのかと頭を抱えている人もいます。

 

この本は、わたしの友人のように、今まで会社のために頑張ってきたのにやる気を失っている方たちに読んでほしいです。

 

 

それでは、船ケ山哲さんが提案する、収入を月50万円増やす方法はなんでしょうか?

 

それは、会社に勤めながら自分のビジネスを持つことです。

 

ビジネスと聞いて、一から勉強しなければならないかと憂鬱になりましたが、そうではなさそうです。

 

本書から割愛しますと、収入50万円を得るためには3つの注意すべきことがあります。

・過去の知識や経験が生かせるもの

・自分の意志でコントロールできるもの

・実績、スキルが積みあがっていくもの

この3つの要素とはどういう意味かというと、

 

・今までの仕事や趣味などの延長上から、自分のビジネスを探す

・FXや仮想通貨のように、自分の意志でコントロールできないものはやらない

・やればやるほど自分の評価や実績が増えるビジネスをやる

 

ということです。

 

自分のやってきたことをビジネスにすれば、一から新しいことを覚えないくていいのでいいですね。

 

 

 

本書は内容が充実しており、すべて熟読するのに2時間かかりました。

 

2時間も活字を読むのが苦痛な方は、プレゼントの音声があるので、そちらを活用することを勧めます。

 

年齢とともに、活字を読むのが苦痛なので、音声があるのはいいです。

 

まとめ

本書は、「役職定年」に備えるサラリーマンに、仕事をしながら月50万円稼ぐ方法について書かれています。

 

船ヶ山哲さんが勧めるその方法とは、自分のビジネスをもつことです。

 

ビジネスの探し方は、自分がやってきたこと、評価されていることの延長上から探し、FXや仮想通貨など、自分の意志でコントロールできないものには手を出さない。

 

本書は内容が充実しており、すべて熟読するのに2時間かかるので、プレゼント音声など活用しましょう。

 

それでは、また。