ご無沙汰しております!
ブログ係の坂口愛美です
気付けば、卒業演奏会まであと4日
まずは、ブログ係でありながら曲紹介を書くのが最後になってしまったこと、
そして、
月・木曜日更新予定と言っておきながら、ブログ係の至らなさにより更新が滞ってしまったこと。
深くお詫び致します。
実は私、2週間程パソコンが無い環境にいて、ケータイからのアメブロを見ることができなかった為、
最近アップしてくれたみんなの曲紹介は昨日初めて読みました。
もう、涙なくしては読めませんでしたね
みんなの4年という時間への想い、音楽への想い、感謝の想いが込められた言葉たちを見ながら、
あぁ、もう卒業なんだなぁ…
みんなと一緒に卒業演奏会を行えるって幸せだなぁ…
という気持ちでいっぱいになりました。
みんな大好き
そんな想いを込めて、私の曲紹介、行ってみよ~
私が演奏する、ショパン 「バラード第4番」
「バラード」とは、「物語的な雰囲気の音楽的作品」という意味。
ショパンが書いた4曲のバラードは、
ポーランドの詩人アダム・ミツキェヴィッチの詩に霊感を受けて作曲されたものだそうです。
今回演奏する「バラード第4番」は、バラード第4番は1842年、ショパン32歳の時の作品。
ショパンといえば、生涯を通じて肺結核に悩まされ、病弱というイメージが強いですが…
女性との愛の遍歴も伝説を交えて語られることも度々
中でも、女流作家のジョルジュ・サンドとの9年間に渡る付き合いは、彼の人生に大きな影響を与えたと言われています。
「バラード第4番」が作曲された時期のショパンは、ノアンのジョルジュ・サンドの生家で過ごす生活を続けており、サンドとの関係も良好で、「英雄ポロネーズ」や「スケルツォ第4番」など、数多くの名作を生み出しています。
ショパンが得意としていた「変奏」と「即興」の技法が自然に組み込まれ、彼の作曲技法が尽くされた円熟期の最高傑作の1つとされています。
ショパンの人生において安定した時期に作られた「バラード第4番」
私の大学生活4年間といえば…
ショパンのような色恋沙汰はありませんでしたが
(聴きにきて下さる方全てが恋人!という気持ちで演奏します笑)
「安定」とは程遠い「怒涛」の4年間でした。
毎日授業に遅れて行っていた(というか出席していなかった)部活一色だった1、2回生の頃。
たくさんしんんどいこともあったけど、根性もつき、今の私を形作ってくれた大切な日々。
人と出会うこと、関わることの楽しさを教えてくれた地元での観光PR活動。
夢に向かって仲間と突き進んだ就職活動。
色々な世界を見たアルバイト。
初心に戻った教育実習。
そして音楽、芸術の楽しさを改めて学んだ表現学科の授業や活動。
たった4年間の間にあったこととは思えなくて、
だからこそ、もう「終わり」だという実感も全くありません。
実は私、入学試験で「バラード第3番」を演奏したんです
ショパンの「バラード」は私の大好きな曲たちであり、
中でも「バラード第4番」は、ずっと演奏してみたかった憧れの曲でした。
バラードって、特に決まった形式はなくて、主題がどんどん形を変えて、物語のように曲想が移り変わっていくんですよね。
そしてコーダに向かって最高潮に盛り上がっていく。
まさに、色々な場面が移り変わっていった私の大学生活のようだなと思って、演奏しています
そして、これからの生活が、コーダのように希望と熱情が溢れたものでありますように
4年間の間に関わった全ての人へ、感謝の気持ちを込めて、演奏したいと思います
そして
明日からも、本番まで、
毎日私がブログ更新させていただきますので
このブログを読んで、卒業演奏会当日まで、
みんなで盛り上がっていきましょう~
3月16日(金)
17時開場
17時開演
うはらホール(JR住吉駅から3分)
ぜひぜひお越しください