9/7に今年最大の目標としていた奥只見600の試走に行ってきましたウインク
先月の200kmの際に痛めた左膝に若干の不安を残しながらですが。

今回の山場は300km地点から始まる枝折峠~御池ロッジの区間。枝折峠前の最終コンビニから仮眠予定地点の道の駅まで90km、2300m上るのにコンビニなしの無補給区間。
近くの泉ヶ岳を4本上るとほぼ同じ距離と獲得標高となるので、その際にかかった時間は6時間ほど。
ただその際はフレッシュな脚だったので、300km以上走った後ではもっとかかることは想定内。

今回もいつもの装備確認
車体:SPECIALIZED ROUBAIX EXPERT
ホイール:ROVAL C38
タイヤ:veloflex corsa evo TLR フロント:28C リア:32C
ギア構成:F50-34、R14-34(ギア比1:1)

車体装備
・ベル(CATEYE OH-2400+ゆるふわーくす バーエンドベルアダプター)
・フロントライト2灯(Volt800、Volt800neo)
・リアライト2灯(CATEYE OMNI5、CATEYE TIGHT)
・サイコン(Garmin Edge840 solar)
・ ボトル(CAMELBAK Podium ステンレス530mL)
・ツールケース(ELITE950mL)
・サドルバッグ(ORTLIEB サドルバッグ Lサイズ)
・リアフェンダー(ASS SAVERS
・トップチューブバッグ(APIDURA レーシングロングトップチューブパック)
・リアレーダー(Bryton Gardia R300L)

ツールケースの中身
・チューブ1本
・携帯ポンプ
・お助けチューブ
・携帯工具(チェーン切り、ミッシングリンク、六角等)
・タイヤブート
・タイヤレバー
・チェーンオイル
・結束バンド
・セームタオル

サドルバッグの中身
・レインウェア上(Rapha プロチーム ライトウェイト GORE-TEX ジャケット)
・PEKOさんお手製輪行袋
・マルト車輪固定用フック
・ブレーキパッドスペーサー2枚
・防水ソックス(DEXSHELL 22 ULTRA THIN SOCKS)
・防風防水グローブ(ワークマン イナレム)
・電動ポンプ(CYCPLUS)
・フロントライト 予備バッテリー ×2
・grunge タイヤインストール(出走前に指に怪我をしたので今回だけ)
・チューブ1本

トップチューブバッグ
・モバイルバッテリー(Anker PowerCore Ⅱ 6700+サイコン用ケーブル、iPhone用ケーブル)※雨の場合はジップロックで保護
・薬剤(解熱鎮痛薬、芍薬甘草湯)
・補給食(PC間の距離に応じてカロリー調整)
・ワイヤーキー

バックポケット(反射ベストのポケット含む)
・ブルベカードホルダー(DAISOの防水スマホケース)
・スマホ
・防水サイフ
・胃腸薬、ビタミン剤(VB1含有)、カルシウム・マグネシウム剤
・SALOMON ソフトフラスク250mL×2

ウェア類
・ SUNVOLT セパレートワンピース2022(半袖)
・アームカバー(R×L 薄手)
・レッグカバー(Morethan)
・ノースリーブインナー(TOPVALU ドライメッシュスリーブレスインナー+Craft ノースリーブインナー)
・PEKOさんお手製反射ベスト
・シューズ(fi'zi:k R5パワーストラップ)
・ ヘルメット(KABUTO AERO-R2)
・ヘルメットライト(Bikeguy トライスター充電式 LEDリアライト)
・グローブ(intro スティンガー6)
・アイウェア(OAKLEY Jawbreaker 調光レンズ)

車体の総重量は12.5kgほど。

電波の通じない区間も多いので、今回は重装備になっています。
獲得標高が多いので、本当ならなるべく軽量化して望みたいところですが、走行不能や離脱不能は避けたいのでしょうがない。
特に作戦という程ではないですが、最近は左膝が痛くなることがあるので、平坦は90W、上りは110Wまでに抑えて、下りは完全に脚を止めて、パワー節約、ペダリング回数低下で、膝痛の発症を抑えたい。

9/6の仕事が終わった後に福島入りして早めに就寝。
9/7 3時半に起床し、スタート地点のおての里きてみ~な近くまで車で移動。
ちょうど5時くらいにスタート地点に到着。

 

すると同日試走のスタッフTさんも登場。
TさんはPBP完走している猛者。
スタート時の写真を撮って、お互いにスタート。
先が長いの各々のペースで進むことに。

スタート直後のちょっとした上りでTさんが見えましたが、同じペースで上ったら絶対に脚が最後まで持たないか、膝痛DNFの予感がしたので見送り、いつも通りの一人旅。

最初の20km程は下り基調で楽々進行。

24km付近から飯坂温泉周辺になり雰囲気がガラリと変化。
これが夕方なら餃子の照井もあるし、餃子食べて風呂に入りたくなる所。
流石にまだ1時間程度しか走っていないので大丈夫ですが。

途中にマンダラミュージアムなるものが。
なかなかマニアックな感じがするな…。
ここから少しずつ上りが入ってきて進んでいくと摺上川ダムが登場。
ダムの周辺は斜度がキツイ所が多いので苦手です。
まだ序盤なので余裕でクリア。
写真も撮っておく。
橋を渡っているとこんな景色が。
ダム横の上りは嫌いだけど、景色は好きなんですよ。
ダム横を抜けて、本格的に上り始めると林道感が出てくる。
実は茂庭を走るのは初めて。
初めての道ってワクワクしますよね(明るいうちは)

途中から通常のガードレールではなく、石の柵?が出現。
普段走る道では見ないから不思議な感じ。
県境を超えて一瞬宮城県に突入しますが、道があまりよろしくないガーン
左端は荒れているか落ち葉があるので走行する際はあまり左により過ぎないように注意が必要かな。
事前情報だと茂庭周辺は猿が出没するとのことでしたが、結局見かけませんでした。

序盤第一の山 鳩峰峠を上っていきますが、今回の宮城側から上る分にはあまり勾配のキツイ部分がなくて走りやすい。
序盤で元気なのもあるせいかあっという間に登頂。
この日は曇り空であまり景色がいいとは言えませんでしたが、暑くないのが非常に助かりました。

ここからは苦手なダウンヒル(苦手なもの多すぎか?)

下り始めはほとんどヘアピンでブラインド。
安全に30km/hくらいでダウンヒル。
コーナーを抜けるところで猿の飛び出しハッ
一瞬リアロックしましたが問題なく立て直し。
茂庭じゃなくてコチラか~。

ヒヤッとはしましたが下り終えて高畠へ。

途中で道路工事のため迂回ルート(ほとんど距離には影響しない程度)
徐々に町が見え始めてPC1へ。

PC1に着くとTさんが先に休憩中。
ちょっとだけお話して、また各自のペースで。

ここまでは時間が早いのと、道自体が交通量が少ないルートだったのですが、113号に入ると交通量がアップ。
車道がそこまで広いわけではない。
路側帯は広いのですが、荒れていたり、車道と路側帯を分けている白鮮の部分が結構な段差(草に覆われて見えにくけど)になっているので、場所によっては角度をつけて乗らないと転ぶやつキョロキョロ

この区間が走っていて一番後ろが気になる区間だったかな?
レーダーがあるので心構えが出来るのがよかった。

97km付近で左折し交通量が少ない道へ。
車は減ったけど、上りが始まる。
白川ダムがあるのでそこで一休み。
長丁場は無理してペース上げてもいい事ないから早めの休憩。
結構いろいろな施設があるんだな~。

この辺りも交互通行が多くて以外に足止めされる。
途中に白川荘があって、ソフトクリームでも食べようかと思いますしたが、営業時間が11時からなのでまだ開いてなかった。
諦めてフォトチェックの飯豊トンネルを目指しますが、トンネル直前の上りがなかなかな斜度。
重量級装備で来てるから尚の事しんどい。
パワーがない軽量級の自分は装備重量の影響が大きい。無理せず即インナーローで。

パワーを抑えつつ登頂。
無事に通過チェックの写真を(車体は入らなくても大丈夫です)
ここからはしばらくダウンヒル。
ダウンヒルって脚は楽なんだけど、首が疲れません?
ストレートネックだからか、首が後屈する時間が長いと頭痛がしてくるですよね。

下りメインなのでPC2までは楽々到着。

パワーをかなり抑えて走っているので胃腸が元気なので、お弁当を食べてみよう。
いつもは150kmを超えると食欲がなくなって、プリンとかゼリーばかりになるのですが、牛丼でもいけそう。なので牛丼を。
ちょうど座る椅子があったのでそこで食べていると、横でタバコを吸う方数名。
妻が喘息でタバコの煙がある場所を避けまっくて生活していたら、自分もタバコの煙の臭いが苦手に。そそくさと退散して店の影に避難。
無事に食べ終わって走行再開。
やっぱりコンビニの弁当だとしても、ゼリーのみで走るより気持ちが楽。
今更ですが、食事って大事だなキョロキョロ

クーリッシュは背負って背中を冷やしながら、補給も兼ねられるので最近ハマっています。大体のコンビニに置いてますし。
脂質が多いので、重量が軽い割には高カロリー。L1以下の低強度であれば脂質をとってもあまり問題ないかなと思ってますウインク

会津柳津は赤べこ発祥の地とのことで赤べこ押しがすごい。
AJ宇都宮のパーマネントを走った時も同様のルートを逆向きで走ったな~。
その時は柳津町役場前には赤べこのモニュメントが。
この日は消防訓練かなにかやっていて写真を撮れる感じではなかったので、パーマネントの時の写真を。
この辺りから只見線と並走し始めるので、景色や寄り道したい所が沢山。

高清水橋で1枚
只見川と並走するように道が続いており、スノーシェッドの隙間から只見線と只見川が見える。
歩道に止めて写真を撮れるのは自転車のいい所。
この日はスノーシェッドの中で工事をしており、片側交互通行が上りになっていました。
信号式じゃないので大丈夫でしたが、片側交互通行って自動車の速度で考えられているから、自転車で上りだと厳しい場合が…。
あまりおまたせするのも悪いと思って、4~4.5倍ほどで上ったら膝に違和感が。
気のせいだよね…。
一応平坦80W、上り100Wとそれぞれ10W程抑えて走るように下方修正。

会津水沼駅の近くの水沼橋にて。

昼間なのに川に靄がかかっている
朝とかはよく見ますが、この時間でもなるのか~。
個人的には今回の試走の中でベストショットになりました。

この先に目的としていた道の駅があるのでちょっとだけ急ぎで。
レストランが15時(テイクアウトは16時となっているけど)までなので、14:30くらいには着きたかったのでした。
ややオーバーしましたが15時前には到着して目的のものを。

売り切れてる…。マジか。

テンション下がりましたが、とりあえずのソフトクリーム。
普通に美味しいからヨシ!

更に先に進んで金山町へ。

ここは炭酸水が湧き出る町。
ここもAJ宇都宮のパーマネントの時に立ち寄った場所。
その時の写真がこちら



その場で飲むのは美味しいのですが、炭酸が抜けて温くなると鉄臭くなるようなので、ボトルで持ち歩くのは不向きのようです。

また上りに入る前に事前に休憩ポイントに設定していたヤマザキショップ只見松尾店。
流石に暑さにやられ気味なのでプリン補給へ。

プリンを補給して田子倉ダムへの上りへ。

まだ明るいので田子倉レイクビューで写真を。

時間としては17時なので、走り始めてちょうど12時間くらい。

写真を撮っているとバイクに乗ったご夫婦に「どこから来たの?どこまで行くの?」と話しかけられる

今回のコースを説明

ドン引きされるwww

ランドヌールあるある。
まあ自分もロードバイク乗るまでは近場まで車で行っていたので、その気持ちはよく分かる。

この辺りまで来るとかなり暗くなってきてほぼラスト写真。

田子倉湖の景色はキレイだった。
ここも片側交互通行が多かったけど、距離は短めなのでほとんど問題ないかと。

日が完全に暮れる前に新潟に突入。

福島→宮城→山形→福島→新潟

下っている途中で日が暮れて、フロントライトを2灯点灯。(日中は片側だけ点滅のデイライト)

道の駅いりひろせでドリンク休憩。

前半最後の休憩ポイントまで20km程なのでスプライト1本だけ飲んで再出発。

直後のスノーシェッドの中は下りですが、グルーピングとは別に減速の注意喚起の為なのか横溝があってかなりの衝撃。
かなり揺れるので走行注意ですね。
魚沼市に入った辺りで左膝の違和感が強く。(痛むほどではないけど)

通過チェック2の魚野川ふれあい公園

ちょっと進んだ所に枝折峠前の最終コンビニ セブンイレブン魚沼湯之谷店。
気温が下がってきたおかげか、パワーを制限しているおかげか固形物が食べれそう。
自分の中では非常に珍しい。

ここから先は90km、2300mの無補給区間(自販機はあるけど)なのでしっかり食べて、十分な補給食と水分を。
内容はこんな感じです。
トップチューブバックに羊羹が2個残っているので、黒糖わらびと合わせて6個。

今回はスタッフTさんと私の2人だけなので問題ないですが、1人1人の買う量が多いと羊羹とか足りるかな?
速い人は問題ないけど、ギリギリ隊になる人は好きな物を選べない可能性があるか。
 
ここから大湯温泉を経由して10kmほど走ると枝折峠の始まり。
上り始めると急勾配がいきなり。
慌てず騒がずインナーロー。
 
きっと昼間に上れば林道感があっていいんでしょうけど、街灯も何もないので暗すぎる。
アニマルに注意しながら登坂。
残り5kmになった頃に勾配のキツイ区間で踏んだ瞬間、左膝に激痛ピリピリ
 
あっ、終わったチーン
 
すぐに自転車降りて膝の曲げ伸ばしをしますが、それだけで結構痛い。
持ってきていたロキソニンとボルタレンテープを貼って押し歩き。
勾配が5〜6%までは右脚が無事なので乗れますが、それ以上の斜度は耐えられず押し歩き状態。
枝折峠はラスト3km位から勾配がキツくなるので地獄の様相。
というかラスト3kmはほぼ押し歩き。
無理に乗るよりは幾分膝の負担は少ない。
 
息も絶え絶えで何とか登頂。
こんなに辛いヒルクライムは初めてだ笑い泣き

 

ここからダーッと下って行くのですが、ガスっていて視界があまり良くない。

知らない道なので安全にゆっくり下ります。

ドリンク補給ポイントとして調べておいたポイントの確認を。

 

銀山平伝之助前の自販機(ゴミ箱なし)

フラッシュで撮影しているので、明るく見えていますが、自販機自体が光ってはいないので見落とすかも。

 

もう少し先の銀山平船着場にも自販機あり(ゴミ箱なし)

ここでドリンクを買っていると、後ろの建物から人が。

「さっき麓のセブンイレブンにいたでしょ?ここまで上ってきたの?」

ブルベの経緯を説明

ドン引きされるwww

また同じ流れ。

 

ここの建物のオーナーさんと仲の良い方らしく、お友達と二人で飲んでいたとの事。

仮眠してってもいいよ!と言ってくれましたが、流石にそこまでお世話になるのもアレだし、一応ブルベ中は主催者、参加者以外の手助けはNGなので、お気持ちだけ受け取り。

もしかしたら来週も自分のような格好をした自転車乗りが、夜間に訪れる事をお伝えしておきました。

再スタートをして進んでいきますが、アップダウンの繰り返し。

ところどころに洗い越しが出てきますが、深さはまちまち。

深くても走行に影響するほどではないですが、コーナー途中にあったりもするので、注意する必要はありますね。

ここでメカトラするとスマホの電波も入らない区間(ブルベ中はdocomoとauのデュアルsimにしてますが、両方ダメな区間あり)が多いのでレスキューは呼べない可能性があるからご注意を。

 

 グーグルマップの投稿では清四郎小屋に自販機があるようでしたが、ぱっと見は見つけられなかったので先程の2箇所で補給ですかね。
 
ここからは御池ロッジまでの長い上りが。
早速直登のキツイ勾配が…。
そして押し歩きえーん
今日だけでいったい何km押し歩きするんだ。
SPDSLで歩くのはキツイよタラー
毒を吐きながら押し歩きと勾配の緩い部分は乗るを繰り返し。徐々にクリートを嵌めるのも激痛になり、撤退戦も濃厚な様相。

撤退戦のルート確認しようにも電波が入らない。
鹿も飛び出してくるし怖いんですがアセアセ
何気に小さい動物はあまり見かけない。
痛みでうめいていたり、骨伝導イヤホンで音楽聴きながら歌を口ずさんだのが良かったのか。
ボロボロになりながら登頂し、御池ロッジで休憩しようかと思いましたが、寒いのでもう少し下って当初の予定の道の駅尾瀬檜枝岐まで。
寒いのでレインウェアを来てからダウンヒルへ。
痛みで精神的に消耗していたのか、3時前だが眠気が。
まだ大丈夫だけど、道の駅で休憩しないと危ない。無理は禁物。

14km程のダウンヒルを終えて、道の駅尾瀬檜枝岐に到着。

隣にお風呂がある施設があるせいか車がかなり多くて皆さん車中泊している様子。
寒くてこのまま寝るのは無理そうなので、上半身はレインウェア、下半身は輪行袋を巻いて横に。準備しているとスタッフTさんんが。とっくに先に行っていると思っていたら別なところで仮眠を取っていたとのこと。ただ寒くてあまり眠れなかったと。
横になるも洗い越しで濡れたレックカバーが乾いてないから寒さが増してる。
気温は20℃なのですが、ガスがかかっていて体感温度はもっと寒い。
トイレに人が出入りする音と寒さで1時間半程度しか寝付けずリスタート。
寒いのでレインウェアと防水防風グローブ装着でダウンヒル。

ここからはしばらく下りが続いてちょっと上るくらいでヤマザキショップまで。
ヤマザキショップ南会津舘岩店で補給と思っていましたが、営業時間が7時からで、あと1時間程あるのでドリンクを2本飲んで補給。手持ちの補給食が残り1個で次のコンビニまで30km。
ドリンクと補給食1個でなんとか持つかな。上りもそんなにないし。

一応少し先にあるハローショップみどりやは6時40分からの営業らしいけど、確認はできず。
日も昇ってきたのでレインウェアと手袋は解除。

膝の痛みは多少マシにはなっていましたが、50W出せるか出せないかのギリギリ。(左側のみの計測なので、実際右脚はもう少し出力が出ていて、合計ではもう少し高いと思われる。)

すごいゆっくり走っていると後ろからスタッフTさんが。(先に行ったと思ってた)

走りながらちょっとお話して、撤退するなら白河かな~となりました。
通過チェック2の会津高原尾瀬口駅から電車を利用した場合、スタート地点までの移動時間がgoogle先生によると6時間程かかるようで、とりあえず白河のPC3まで走ろうとなりました。

膝が痛くて無理できないでTさんには先行してもらいましたが、微妙に見える位置にいてくれるから頑張れる。
途中の片側交互通行で追いついたりしている内に通過チェック2に到着。

当初の通過チェックの看板は分かりにくかったので、憩の家にしようとなりました。
Tさんも補給食がほぼ尽きているようで、次のコンビニまでゆっくり行きましょうと。
ほぼ下りなのでエネルギーの消耗も少なく無事に久しぶりのコンビニへ。
12時間ぶりのコンビニ。コンビニなのに嬉しい!
パワーが出ていないので胃腸は元気。
セブンイレブンの焼きうどんと牛乳でカロリー&タンパク質補給。そして持っていたロキソニンでドーピング。

そして次の区間は甲子トンネルまでの長い上りがあるので、水とアクエリアスを補給。
Tさんからトンネルまでは上るけど、トンネルの中は下りで、その先もPC3まで下りだから大丈夫だよと。
2人でリスタートし、各々のペースで進みますが、土曜日と違い日差しが強い。気温は26℃なのに汗がダラダラ。
ちょっとだけ膝がマシになったのか80Wくらいでは踏めるように回復。
キツイ斜度がある場所は諦めて押し歩きですが。
心を無にして淡々と上っていると、途中でTさんが休憩中。Tさんも腰に爆弾を抱えているようで、休み休み行くようです。
ランドヌール宮城のスタッフの身体はボロボロです(泣)
誰か元気な方いませんか?

Tさんを追い越した直後の462.9km地点の脇道で小熊?が道路の方に歩いて来るのが見えて見ないふりを。
結構交通量が多くて、車の走行音もするのにこんな近くまで来るのか。夜に不意打ちとかじゃなくて本当に良かった。

10km以上の上りなので休み休み上って甲子トンネル前で休憩していると、Tさんも上ってきて、休憩がてら談笑。

甲子トンネルは下りになっているのでスピートが乗りますが、すごく明るいわけではないので、スピードは程々に。
片側交互通行があり、誘導員さんの指示で車に先に行ってもらい、その後に自転車が通過する形。信号式じゃなくて誘導員さんがいると安心して走れるので助かります。

長い甲子トンネルを抜けると短いトンネルがありますが、あまり路面が良くない割に下り勾配で速度が乗りやすいので注意。

ほぼ下りなので1時間かからずPC3へ。

PC3で10:20なので3時間半弱の貯金があるので、撤退するか続行か検討。
薬が効いているのか、枝折峠の時のような痛みはなく続行へ。
残りは120kmなのであと2回程休憩し、ゴールに向かう予定。

Tさんは長めに休憩するとのことで、先に出発させてもらいました。
出発してすぐに小学校高学年くらいのちびっこローディーが。チームジャージにビンディングなのも凄いけど、なによりダブルレーバーという渋い仕様。
下りは重量の関係で追いつきそうになりますが、上りに入るとすごい勢いで離れていく。脚が万全で、ブルベ装備外してもそこそこ踏まないと追いつけないかも。将来有望ですなグッ

ちびっこローディーにちぎられてから少し進むと雨雲が見え始める。この日の白河は午後から雨予報になっていたので、微妙に降られるかもと思っていましたが、突然の土砂降り。
慌ててレインウェアを取り出して走行再開。
それなりに雨が続くと思ったら、天栄に入った辺りで急に雨が止む。(路面はフルウエットですが)
気温が高いので湿度が高すぎる。路面がある程度乾くまで、レインウェアを着て走りましたが、天栄村を抜けたら路面はカラカラに乾いていました。こちらは全く降らなかったのか?

予定の休憩地点であるセブンイレブン岩瀬柱田店へ。
初めて参加したブルベのPC1だった思い出。
あの頃は200km走るだけで疲労困憊でした。走力が増したのもあるとは思いますが、無駄が減ったのが大きいかな。
暑くてたまらないのでクーリッシュ2個と水を。食欲は低下しているので飲むヨーグルトでの補給。

次の休憩地点は道の駅つちゆ前の最後のコンビニであるファミリーマートあだたら高原岳温泉店。
道の駅つちゆまでの上りは緩いと覚えてましたが、なんだがGarminのClimbProにも出てこないような短い斜度がキツイ上りがあるんですが。普段だったら気にせず、勢いで上りますが、今は膝が…。
そんな名もない坂に膝をやられながら、555km地点まで来ると本格的に上りに。
そして勘違いに気がつく。
休憩地点のファミリーマートから道の駅つちゆまでは緩いけど、ファミリーマートまではそんなに緩いわけではない事を(泣)
まあ10%を超えるようなものではないのと、膝の調子が少し戻ってきたのでなんとかクリア。
緩いと思っていた坂がキツイとわかるとメンタルを削ってくるわ。

最後の休憩ポイントであるファミリーマートあだたら高原岳温泉店に到着。
福島に来たら必ず飲んでいる酪王カフェオレ(本当はハイカフェオレが一番好き)とプリンで補給。
変わらずクーリッシュを補給食として。
ストレッチをして身体が冷え切る前にリスタート。

ここからは想定通り緩い上り。
こういうのでいいですよ。全ての坂がこのくらいでお願いします。
上り始めると急に曇って、ガスが掛かり始める。山の天気は変わりやすいけど、レインウェアは不要なくらいな気温。

ここにきて膝の痛みがほとんど無くなり、120Wくらいで踏めるように回復。おかげでリスタートしてから30分ほどで登頂成功。

この通過チェックはランドヌール宮城の定番ですね。
ここからも定番の旧道を下りますが、旧道に入る際に交通量がそこそこあり、ガスがかかっていると視界が悪いので注意して横断。
旧道は基本的にウエット&苔、落ち葉がセットなのでコーナリングは無理せず。
どんどん下っていきますが、572.2km地点を右折後は、また上りになりますが間違いではありませんのであしからず。(下ったのに上らせるのかよタラー

ちょっとだけ上るとまた下りが始まりますが、道が荒れているので通過時間が遅くなってからだと、段差が見えにくくなる可能性があるのでご注意。ここまで来たら完走したいですしね。

終わりも見えてくると達成感が高まりますが、ロングライドのラスト20kmくらいってすごく長く感じる。時間にしたら1時間位なんですけどね。
街に帰ってきた気持ちになって走っていると、587.2km地点の交差点で第1、第2ともに左折専用レーンが出現。交通量があまり多いようには見えないけどなぜに?(あとで調べたら福島県立医科大学附属病院があるから、普段は交通量多いのかな?)

第2レーンまで左折専用のところを直進する時はちょっと気を使う。この時は車が全くいなかったので気にしませんでしたが、車がいる時は第2レーンからの巻き込みに注意ですね。

ラスト10kmに差し掛かるとアップダウンの連続。そしてClimbProに1km以上の上りが2つ残っている。
最後まで登らせるのねチーン
もう8000m以上登っているので勘弁して下さいムキー
ラスト10kmはよほど脚を残しているか豪脚さんじゃないと30分は切れないと思うので、ギリギリ隊でゴール予定の方は時間管理に要注意です。

再度膝が爆発しないように慎重に上り、269号線に入って、599.3km地点にある橋の下を通過したら後は下りのみ。
惰性で下って、スタート地点のおての里きてみ~なが見えてきた時はちょっと感動しました。
枝折峠で膝が爆発した時はもう絶対無理だと思っていたので。

なんとか16:42にゴール!

写真を撮って、妻にゴール報告しているときてみ~なの職員さんが出てきてお話を。ブルベの話や来週の段取りなどをお話させていただいて、飲み物を飲んでスタッフTさん待ち。
一度車に戻って、車で駐車場に来るとTさんがゴール。
今回のコースの話や今後の話、自転車、車などの話をして解散。
今回は膝の調子が悪くて、パワーを制限していたので疲労感は少なくてすみました。最近は左膝ばかり痛くなるのでポジションについて相談しないとダメかな。
今回のログはこんな感じ




前回の600kmより20W以上パワーが低い。左側のみ計測なので、右脚で補っている分を考慮するともう少し高いかもしれませんが。

Stravaだと獲得標高が多くなっている。Garminだと8246mとなっているので、こちらが正しいかな。
どっちにしても実測8000mは超えてくるので、高難易度ということでよいのではないでしょうか?まあエントリーリストを見る限り猛者しかいないようなので問題ないか。

月末の300kmの試走も今週か来週と考えていたけど、膝の調子次第かな~。今の所今週は無理そう。
来週も念の為お休みして、当日参加にしようか思案中。
当日参加するにしても18~19時間くらいでゴールのゆっくり組でのゴールを狙いたいと思います。

そしてXでいいねやコメントでとても気持ちが助けられました!
ありがとうございました!
とりあえずしばらくはお休みして安静にしておこうかと思います。