あたしのせかいには
あたしとそのほかしかないの。
みすどのまずい珈琲も
まちを歩くひとたちも
きっとおなじ。
というわけで
あたし たち になりたくて
今日もいろんなひとと
話をするの。
いいようにいうよね。
このとしになると
すきになるひとなんて
少なくなるんだなって
ほんとにおもった。
だからたくさん笑わなきゃ。
笑顔があたしを救うなら
それがあたしの防衛手段。
さーてっ
ひとり暮らしなんて
さみしいだけだと
実感しても
あのうちにあのこたちがくると
ひとりになってよかった
って思えるからまだがんばるよ。
思い出はここから作ればいい。
あのひとがきたあの部屋を
あのひとと歩いたあのまちを
あたしはいまだけでも
捨てたのだから
もう泣いてるばあいじゃないの。
でもね、
あたしはあの日のじぶんが
ひどくひどくうらめしい。
しあわせにきづけないじぶんを
ずっとずっと呪う。
そうやって生きていくのが
あの日を忘れないこと。
「 」