水曜日の朝、部屋を覗いた時には既に目を覚ましていた。
前日、ずっと寝ていたせいだろう。
体調不良となってからは朝食は息子の部屋へ運んでいる。
朝食の儀は別々に執り行われる。

前夜、明日はスクーリングに行かないと宣言していた。
体調が良くなったからといってフラフラしてんなよと告げ、職場に向かった。


20時少し前に帰宅。 玄関に息子の靴はない。
妻はキッチンでボーッとテレビを視ていた。
息子は?と訊く。 解らない、帰ってきた時にはいなかったとの返事。
スマフォは電源が入ってなくて繋がらないとも言う。
ちょっと復調したらこれだ。


連絡が取れないのではどうしようもない。
食後、リビングで年末年始に撮り溜めた番組を視ながら息子を待つ。
妻はとりあえずLINEに連絡を入れ、先に寝ると寝室へ上がっていった。


22時半頃、寝室の妻からメール。
友人B宅にいるって。 LINEに返事が来たようだ。
友人宅に潜り込み、充電させてもらったのだろう。
そのままリビングで待機。


ウトウトしかけていると、突然リビングのドアが開いた。
バスタオルくれ。 そこには雪だるまになった息子が立っていた。
時計を見ると既に1時半を回っていた。
外は相当に雪の降りが激しくなってきたようだ。
明朝は除雪は過酷なものになるだろうことが予想される。


またぶり返すぞ。友達にも移し、と軽く苦言を言いながらバスタオルを渡した。

翌日は本社に出張の予定。その前には除雪の重労働。
それを温めて、あれは冷蔵庫の中と息子に伝え、先に休むことにした。


翌朝、つまり昨日、車庫前には予想通りの雪壁。
それを除去し、車が出せるようにするのに1時間半を要した。
作業後、追い炊きしておいた風呂に飛びこむ。
妻はキッチンで食事の準備をしていた。


風呂から上がり、息子を起こして、3人で朝食。
昨日、妻は新年会。 そして私は東京へ出張。
息子に帰りが遅くなる旨を告げ、食事代として1000円手渡す。
今日はスクーリングに行くからと無表情のまま息子が言った。


東京での仕事を終え、地元の駅に着いたのは21時半前。
この日、当地は大雪だったようだ。
予めメールで連絡を入れれいた新年会帰りの妻を拾い、自宅へ。


車中、妻が息子に電話をかけた。
今どこ? 帰りに拾おうか?
息子は友人B宅にいるようだった。

途中コンビニにより、息子の分と二人分の弁当を購入。
息子を拾うため、友人B宅へ向かう。


友人B宅は奥まった路地にあり、雪で道が消えていた。
玄関から車までの僅かな距離でさえ、歩行が困難。
雪に足を取られながら、息子は車に乗り込んできた。


自宅に着くと案上、そのままでは車庫に車を入れられない。
玄関まで辿りつくのも一苦労だ。
妻と息子を車で待機させたまま、除雪開始。
とりあえず玄関までの通路を確保し、妻と息子を家に入れた。


妻はすぐに除雪の格好に着替えて戻ってきた。
息子は来る気配はない。
痛風の親父に気を使ってくれる事はないのだろうか…。


30分ちょっとで車を車庫に入れられる状態まで除雪完了。
往来の邪魔になっていた車を車庫に入れた。
妻はこの時点で引き上げ、私は更に30分以上除雪を続けた。


私が家に入った時には息子はまだキッチンでスマフォをいじっていた。
昨日はスクーリングにいったらしい。
良かった。とりえあず一段階クリア。
この後、すぐに1月分のレポート提出。そして単位認定試験。
レポートを全て提出しないと、単位認定試験は受けられない。
1月はかなりの過密スケジュールだ。乗り切れるのだろうか…。


スクーリングの後、近くのデパートのロッカーに荷物を預けて遊んでいたらしい。
しかし鍵を持っていた仲間がそのまま帰ってしまって荷物が取り出せない。
自宅の鍵も荷物の中。だから友人B宅で待機していたと言う。
鍵なんてあろうとなかろうと、いつも友人B宅に溜まっているくせに。

兎にも角にもスクーリングを何とかクリアした事を素直に喜びたいと思う。