去年の年の瀬から、古い友人が立て続けに亡くなった。
46歳と38歳。
どちらも若過ぎるサヨナラだった。
2人とも、病気がわかってから数ヶ月で天に召されて行った。
どうして?
ずっと、その言葉が頭を離れない。
残された家族の悲しみや傷みを思うと、人の死は、その人が死んだ後は、残された者の心に宿るのだといつも思う。そして、生きている事の不思議を思わずにはいられない。
早くに亡くなった方がいると、「その人の分までしっから生きなきゃいけない。」とよく言うけれど、この言葉は私はあまり好きではない。
その命を生きてきた人に対して、かえって失礼な気がするからだ。
まぁ、言葉の理解の仕方によって、また考えが違うだろうけど。
心に湧いてくる様々な感情を感じ尽くしながら、心のブロックを解除しながら、友人の早過ぎる死を受け入れられる日を静かに待ちたい。