初心者から始める仮想通貨入門はこちら
最近話題になっている「ビットコイン」「仮想通貨」というワード。
「最近よく聞くので興味はあるけど何がなんだかわからない」
「ビットコインって怪しいんでしょ?」
等々、興味はあるけどとにかくよくわからない!という方が多いんじゃないでしょうか。
初めて仮想通貨に興味を持ったあなたに、『仮想通貨とは何か』を分りやすく説明し、
仮想通貨の基本用語である『ブロックチェーン』『マイニング』『半減期』について、簡単になるべくわかりやすく解説していきます。
1.身近にある「仮想通貨」
まず最初に、「仮想通貨」というワードが耳慣れない為、実は身近にある「仮想通貨」を例にあげていきたいと思います。
要するに「仮想」の「通貨」ということです。
現実にある「紙幣」や「硬貨」のことは「現実」の「通貨」ということになります。
では、身近にある「仮想」の「通貨」とは?
お分かりの方もいるのではないでしょうか?
そう、「クレジットカード」です。
これは単なるプラスチックのカードで、「通貨」ではありませんよね?
その裏面に埋め込まれた磁気データーを専用のリーダーに通してデータの処理がされ、それだけで物を買ったりすることが出来てしまいます。
オンラインのショップやモール等では、番号を入力するだけで、様々なものが買えてしまいます。
皆さんの財布の中にも有るのではないでしょうか。
こちらは「広義」の「仮想通貨」といえるでしょう。
実際に消費しているのは現実の通貨なので「広義」としています。
では、「狭義」の「仮想通貨」とは?
まずは、こちらの動画を見て頂きたいと思います。
仮想通貨業界でナンバー1と言われるチャールズホスキンソンの解説です。
いかがだったでしょうか。
要するに仮想通貨とは、紙幣・通貨は存在しないで、インターネット上にデータとして存在している「通貨」ということになります。
少しクレジットカードに似ていますよね?
なのでクレジットカードが「広義」の仮想通貨といえるということです。
そして、国家や銀行が管理をしたり発行する通貨ではないので、決済は金融機関を通しません。このあたりが「狭義」の仮想通貨の特徴の一つと言えそうです。(仮想通貨の全てがそうではありません)
ですので、手数料などは、ほとんどかからないということです。
日本においては手数料はそれほど高くはありませんので、さほど気にはならない人が多いんじゃないかなと思います。
しかし海外では銀行から友人、知人にお金を振り込んだり、出稼ぎや出張にきている人が家族に送金しようとした際に1000円どころか送金する金額によっては5000円以上も手数料がかかることも多いようです。
そして送金完了までにかかる時間も何時間ではなく、何日後という遅さです。
これでは、なかなかスムーズにやりとりすることが出来ません。
(例・日本の銀行から10万円を海外の口座へ送金する場合、まず日本の銀行で5000円の手数料がかかります。
更に、海外の銀行でも10~30ドルの手数料がかかりるので結果、合計で6000円~9000円の手数料がかかります。)
これは手数料としては高いですよね?
私は海外へ送金するような仕事や状況でもないので、あまり実感はありませんが、金額を目の当たりにすると驚きます。
一方、この仮想通貨で送金をする場合は、個人同士の取引や国を越えての送金や決済などにかかる時間も、なんと数秒~数十秒で完了するというメリットがあり(仮想通貨の種類によります)、しかも10円とか100円でも簡単に送ることが可能です。
友人と食事に行って割り勘という場合に細かい硬貨や紙幣が無くて面倒くさい時ってありますよね?
そんな時も簡単に細かい金額まで設定が出来るので、その場で送受信すれば完了出来てしまうという便利さです。
仮想通貨のメリット
1.中央機関に依存していない
仮想通貨の世界は従来の法定通貨のように中央機関に依存してはいません。
国の機関、政府や中央銀行が仮想通貨を発行しているわけではない為、中央機関が供給量を任意に変動させて価値を自由にコントロールするようなことが出来ません。
仮想通貨(ビットコイン)の供給量の増え方はあらかじめプログラムとして「プログラミング」されているので後から変更することができないようになっています。
また、法定通貨ではお金を預けるときに銀行が中央集権(中央機関)の役割を果たします。
銀行は会社ですので、銀行にお金を預けた場合、資産の管理を銀行に任せることになります。
一度銀行に預けたら最後、その後銀行はハッキングに遭う可能性もありますし、口座が差し押さえられるかもしれませんし、銀行が取り付け騒ぎに遭い潰れてしまうかもしれませんし、預金封鎖が行われるかもしれません。
いずれにせよ、自分以外の人に資産の管理を任せてしまうことになり、自分の資産に何が起きたとしても誰にも文句を言うことができなくなってしまいます。
日本では過去に預金封鎖が行われた実績がある為、資産を銀行に預けた場合、預金封鎖が突然行われることは0パーセントではありません。
その為、中央集権化されたサービスを利用するときには最初から中央機関を信用する以外に方法はないということになります。
このように中央機関が基盤を支配することをCentralization(中央集権化) と言いますが、仮想通貨(ビットコイン)のインフラのように中央機関を置かないことをDecentralization(非中央集権化)と言います。
ビットコインの世界では「預金残高」の管理はブロックチェーンというシステムを通して行われているので、中央機関には依存することなく、残高を保存したり移動するときには最初から誰も信用する必要はありません。
信用できるのは目の前にあるお金、自分、そしてブロックチェーンというシステムです。
ブロックチェーンというシステムについてはこちらでも詳しく掲載されています。
初心者から始める仮想通貨入門
後ほどデメリットに関して記載します。