ほんのりピンクにロースト出来た😊

11月10日はモーテンの夕べという日でガチョウ又はアヒルを食べるデンマーク。
調べてみると他のヨーロッパでも聖マーティンの日と言われる日が翌日11日のあってランタン行列があったりし、やはり鴨を食べる習慣があるようです。

なんで鴨を食べるのか。
その昔フランスにとても人望に厚い牧師さんがいたそうな。
フランスのトゥールの司教が亡くなりその後にこのMartin牧師を民衆が望んだけれど謙虚な彼は辞退しました。それでも諦められない人々は彼を探し、彼は隠れてしまいました。そして隠れていたところ鴨に騒がれて見つかってしまい
鴨を懲らしめるためにそれから鴨を食べるようになったという逸話があります。

🦆ノルディックフードセラピーの小咄🦆

鴨。秋から冬にかけてヨーロッパでは人気のあるジビエ。
脂も程よく乗り始め美味しい季節です。

薬膳、フードセラピーの面から見ても体の中の津液と呼ばれる体を潤している体液を作る働きがあると言われていてこれからの季節に合った食材のひとつ。

潤いが少なくなると乾燥を引き起こし、肌にも現れたり、ドライアイ、乾燥からくる便秘、そして風邪をひきやすくなります。
そして津液にはホルモンも司ることから充分な体液を体内に保つことは結果アンチエイジングにもつながります。



では鴨のローストレシピです

鴨のロースト(二人分)

鴨胸肉 260g 
塩 少々
黒胡椒 少々 

ソース
赤ワイン 大2 
バルサミコ酢 大1 
醤油 大1 
ハチミツ 小2 (甘味のある醤油を使う場合ハチミツは入れなくても美味しいです)

1 鴨むね肉は余分な皮や脂、薄い膜を取り除き、皮の表面に格子状に切り込みを入れ全体に塩こしょうする。

2 フライパンに鴨の皮目を下にしておき中火で加熱。脂をキッチンペーパーでこまめに取りながら2分程加熱し焼き色がついたら裏返し、焼き色が付くまで2、3分程中火で加熱する。

3 蓋をして3分程度経ったら蓋を開けて裏返し、再び蓋をし3分程経って中まで火が通ったら火から下ろす。

4 そのフライパンの中にソースの調味料を入れ中火で煮詰める。

5 鴨を1cm幅にスライスしさらに並べてソースをかける。

覚めても美味しいので私はおせちにも入れたりします🎍