春の不調にあったサラダになりました。

 

 

冷でも温でもいい、毎日サラダを食べたいというサラダモンスタ-が我が家にはおります。

降り続く雨、傘が傘として成り立たなくなるような風を目の前にして、早々に今日は買い物に行かないという選択肢をとっていた私。

 

しかしながら冷蔵庫の中にはサラダ菜も、ブロッコリ-も人参も底をついていました。が、私の目の端っこで未確認物体を発見!

 

菊芋、セロリ、トレビス。

あまりお互いを知らなさそうな組み合わせのこの3つの食材。

 

あえて、これでサラダ(のようなもの)を作ろうと決意いたしました。(笑

 

これがびっくり!

調べてみるとこの3つに共通するものがありました。

それは『デトックス』。

 

これらを千切りにして、水切りしたヨ-グルト、ハニ‐マスタ-ド、レモン汁、塩コショウで味付けしました。

マヨネ-ズでもいいのですがヨーグルトのさっぱりしてたのが私好み。

菊芋、そのままでも十分おいしいのですがほんの少し熱湯にかける手間をとると土臭さが軽減します。

 

以外や以外、ほんのりした苦みと歯ごたえのよさ、そして和え衣のマヨネ‐ズとマスタ-ドがいい塩梅に合わさりました。

 

その上モンスタ-たちからの反応も上々。今日から我が家のレシピのひとつになりました。

 

*****ちょこっとノルディックフードセラピ-*****

 

 

赤いレタスと呼ばれているトレビスは

現代医学でアントシアニンが豊富な食べ物と知られています。

これってポリフェノ-ルの一種でウイルス、紫外線から守る作用があるといわれてるんですよね。

中国にはない食材なので薬膳文献では見当たらないのですが、

薬膳的に言うと苦味作用はデトックスを意味します。

 

セロリには

余分な水分をとってくれる働きがあり、水分代謝アップ、デトックスに効果的。

その上イライラや目の充血にもいい働きをするそうです。

香りもあるって体内の気を巡らせてくれる効果もあって気の巡りの鈍さから起こる頭痛などにも効果的なのです。

 

菊芋。

現代医学では天然のインスリン効果があるといわれている菊芋。

薬膳的には胃もや食欲低下、そして浮腫み、利尿作用の効能があるといわれています。

 

 

**ノルディックフードセラピーとは**

各々が暮らす土地で手に入る食材、

旬のものを使い、日常的なお料理のレシピで

自然やその人本来の力を使って心身を整える食事療法です。

 

薬膳発祥地の中国の先人の思想それぞれの国や地域の知恵を交えて

食卓から人生をより豊かに、本質的な贅沢さを味わって生きることを目指しています。