11|januar

唐突ですがデンマ-クの国旗、ご存じですか?

赤地に白のスカンジナビア十字が入り、Dannebrogという愛称で親しまれています。

そしてデンマ-クの日常生活の至る所でお目見えします。

ス-パ-の野菜を包む袋にも国旗のデザインを多く見かけます。

どれもこれもDannebrogだらけ

 

特に誕生日には老若男女、国旗がないと始まらないといっても過言ではないくらい!

レストランに行けば必ずテーブルに小さなDanneborgを置いてくれますし、お誕生会をするお宅の前にはいくつものDannebrogが飾ってあり来客が迷わないように道しるべとしても活躍してくれます。

そして多くの家には専用の国旗立てがあり、結婚式、誕生日などのお祝い事にはご近所中が旗を立ててお祝いの意思を示すといった熱の入れよう。

多くの国民に愛されている王室のメンバ―の特別な日にも公共機関交通、役所などでも旗が上げられます。

 

そして空港の出口では海外から帰ってくる家族をこのDannebrogと花束で出迎えるという習慣があります。なので空港の出口にはいつもデンマ‐クの旗が揺れています。(笑

 

そうそう、以前日本から来た交換留学生から聞いた話があります。

彼女のホストファミリ-が彼女を出迎えるのに最寄り駅でこのDannebrogをもって出迎えてくれたそうです。国旗になじみがあまりない彼女は一瞬『ナショナリストのファミリ-に当たってしまった』と思ったそうです。

そんなことを彼女が思っているとはつゆとも思わないホストファミリー。

最大の歓迎で迎えたのに浮かぬ顔をしていた東洋から来た女の子がすでにホームシックになってると勘違いし余計に旗を振って、家族としての迎え入れをしてると強調すればするほど。。。

今では笑い話ですがお互いに最初の大きなカルチャ-ショックだったとことでしょう。

 

デンマ-クにいらっしゃったらデンマ-ク人の愛してやまないDannebrog、

ぜひ意識して見てみてください。