打ち上がり散る激しさは写せまい 透き通った濃紺の記憶
講釈はよく解せざりき 反論 サンダルの底が擦り減った分
カクテルは琥珀色だった ペディキュアは何の色だったか忘れつ
風景は未だ変わらず わたくしとあなたと空気が変わり果つ
いくつもの太陽に君は灼かれおり干上がる寸前をわたしは待つ
石は足の裏に熱く滑らか 爪には少し擦過傷
渇く喉は潤すまじ その水は砂混じりざらり口腔を切る