Hydrancia Member Blog

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Hydranciaの最新情報やメンバーの日記などを載せていきます。

Amebaでブログを始めよう!


【序文】


 これは同人サウンドチーム「Hydrancia」の作詞担当:TAMAがお送りするディスクレビューです。当レビューは筆者自身の私見と独断と偏見で行っていますので、メンバーの感想、思想、妄想とは必ずしも一致しませんのであしからず。











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皆様お久しぶりですTAMAです。



M3があったり、ジェフが亡くなったり、TAMAPCがネットに繋がらなくなったりで色々ありましたが…








気を取り直しつつコーヒー飲んだり酒飲んだりウルトラマンレオのDVD観ながらディスクレビュースタートです←













さて、前述の色々とか怠慢とかで「TAMA崎春の春祭り」は頓挫してしまいましたので、別路線にLet's Goでございますw


















さて今回紹介するのは、すっかり現代デンマークメタルシーンの代表格となったVolbeatの「Outlaw Gentleman & Shady Ladies」です。








1.Let's Shake Some Dust



2.Pearl Hart



3.The Nameless One



4.Dead But Rising



5.Cape Of Our Hero



6.The Hangman's Body Count



7.My Body



8.Lola Montez



9.Black Bart



10.The Sinner Is You



11.Doc Holiday



12.Our Loved Ones













Volbeatはデンマーク出身のヘヴィメタルバンドで、オーセンティックなHR/HMにスラッシュメタルのザクザク感とリズム、そしてアメリカのロカビリーを合わせた独特の音楽性でここ数年順調にファンを増やし、既にヨーロッパの主要なロック/メタルフェスの常連となっている今まさに注目の若手バンドです。



また本アルバムではAnthraxのロブ・カッジアーノが正式なギタリストとして加入し、ゲストギタリストに伝説的HMバンドMercyful Fateのギタリスト・ハンク・シャーマンや、限定版のDisc2にはそのヴォーカリスト・キング・ダイアモンドが参加。



ライブにはAnthraxのリーダーであるスコット・イアンやKreatorのフロントマン、ミレ・ペトロッツァなど錚々たる面々が応援に駆けつけるなど、国内外問わず大きな期待を背負うバンドでもあります。


















さて、僕がこのバンドを知ったキッカケは、ある日うちのサークルの司令塔・輝君から



TAMAさん、ロカビリーメタルって知ってます?」



と聞かれた事でした。








実はその時



「『ロカビリーメタル』なんて、それこそ『森メタル』とかみたいなもんでしょwwwろくなもんじゃねぇのは確信できるわwwwwww」



なんて言っていました。








しかし、輝がSkypeで送って来た動画を観れば観るほど、自分の浅はかさを恥る事になります。













彼らは前述の通り



HR/HM



「スラッシュメタル」



「ロカビリー」



の三つを大きな柱にしています。








この3つのジャンルをあくまでも「HR/HM」という枠内に収めながら、『融合』というよりも『行き来』するのが非常に特徴的なバンドで



ある曲は爽やかなアメリカン・ハードロックだったり、ある曲はモロにメタリカだったり、ウルトラヘヴィなカントリーだったりと、個々はバラバラの曲に聴こえるもののアルバムトータルで聞いてみると不思議と違和感が少ないという面白いバンドです。








荒野を思わせるようなダークなカントリー①から始まり、一転さわやかなロックナンバー②③が始まると、まるで突き抜けるように頭上の曇天が晴れ上がり、美しい青空の下で諸手を広げるような開放感が溢れ出します。



そして彼らのもうひとつの側面であるMetallicaフリークが顔を出す④は、露骨にジェイムス・ヘッドフィールドを意識した節回しのノリノリヘヴィミドルチューン。ちょうど「Metallica」~「Reload」辺りを思わせる重心の低いヘヴィロックンロールは、全曲までの明るい雰囲気をビシッと締めていて非常にクールな一曲です。



そして再びハードロックな⑤へと回帰し、怪しげな⑥、カントリーのカバー⑦と、彼らの魅力をまるで新聞のスクラップのようにツギハギした曲達が顔を出していきます。








全曲解説してしまうと面白くないですし、何より僕が面倒なので端折らせていただきます()



ですがあえて一曲紹介するなら⑪の「Black Bart」。まるでスラッシュメタルバンドがサイコビリーをカバーしたようなへヴィでノリノリのナンバーです。いやぁ是非この曲でモッシュしたいものですw








どうやら本アルバムは一部の古参のファンから「ポップすぎる」という批判もあるようですが、それ故にとっつき易く、ロックリスナーで無くともついつい耳を引く良曲揃いの一枚です。








続きは皆さん自身の耳で確認してみてください。ライトなロックリスナーだけでなくエクストリームミュージック愛好者の箸休めにも最適です。




























ロカビリーってなんだっけ?今日のもう一枚!!








Stray Cats/Stray Cats



にわかでごめんなさいwwwww
でもとっつき易さはぴか一
!!少年のようなルックスのセッツァーに萌えながら一晩中踊り続けろ!!


HAYASHI CRAFT D-1001ヶ月ほどM3の話でつぶれてしまいましたが、やっと復活です。


今回のエフェクターは狙いに狙っててやっと弾けたものですね。
旧機種の話を聞いて、すぐの出来事でした。


というわけで早速。



【注意】決してレビューのような何かであって、内容は無いかもしれません。ご了承ください。


HAYASHI CRAFT D-100


知る人ぞ知る林クラフトの数少ないマニアックなエフェクターですね。
生産台数も毎回少なく、置いてある店舗まで少ないっていう希少価値が高すぎる一品です。

以前、OLDFOXを弾かせてもらったことがあり、それに感激して今回出るのを楽しみにまっていたわけです。


というわけで、自分の話とかおいといてざっとレビューにうつります。



・コントロール
このエフェクターが特徴的なのはEDGEの存在ですね。
よくあるクリッピングの切り替えとはちょっと違う独特な変化をします。

回路上でもし一緒でもそこは置いときましょう。

まさしく公式サイトにある通りなのですが・・・
このエフェクターの一番取り扱いに困るスイッチかもしれません。
ローの出方というか音の重さが明らかに変わります。
旧型のOLDFOXっぽいと書いてあるんですが、アレとは全く別物と思ったほうがいいと思います。


・サウンド
アンプライクというよりかはいつも通りのマーシャル系ペダルのサウンドですね。
ガバナーとかBonesシリーズとかカタリンのDLS等のディストーションが近いです。

ただ今上げたものとの最大の違いは音の太さですね。

明らかに音が太くいい意味でタイトです。
ハイミッドがカチっと上がるのも気持ちいいですし。
JCM800よりも古いPlexi系のかっこいいマーシャルサウンドになります。

ハイゲインで使うよりはゲインを下げて使うほうが個人的にはベストかなと。
OLDFOXのほうがJCM2000ちっくな音もでるのでモダンかなと。

ゲイン0にして、トランジスタアンプのサウンドを補ってクリーンを太くして、ミッドブースター等でゲインを上げればCream時代のクラプトンサウンドですね。
もう少しゲインを上げてバイブをかけてみるとジミヘンサウンド。

本当にあの時代のご機嫌なサウンドです。
好きな人にはたまらないですし、欲しい人も確実にいると思います。

ペダルはかけっぱでVolの調節だけでブルースやったりするのも最高ですね。
ピッキングも気持ちよく拾ってくれます。


これだけだと中途半端ですので、もうちょっと補います。


EQの効き方については思っている以上にピーキーですんでご注意を。
かなり効きます。ただ、それこそベース0にしてトレブルをフラットといった極端なセッティングがベストに来る可能性もありますね。

ギターとの相性は気にしなくていいかな、と。
そこは十分補正してくれます。



70~80ロック・パンクやる人には本当にオススメしたいですね。
残り台数がかなり少ないようなので、欲しい方はお早めに!



次回は・・・無難なものを攻めてみようと思ってます。



【序文】



 これは同人サウンドチーム「Hydrancia」の作詞担当:TAMAがお送りするディスクレビューです。当レビューは筆者自身の私見と独断と偏見で行っていますので、メンバーの感想、思想、妄想とは必ずしも一致しませんのであしからず。























第9回



こんばんわTAMAです。

まずは僕の口からもM3お疲れ様でした。
当日は行けずじまいで悔しい思いをしましたが、参加したメンバーの話を聞く限りとても有意義だったようでひとまず安心しております。



さて本来であればこのレビュー、春シリーズの続きをやる予定だったのですが、今回はちょっと別な話を



2013年5月2日。スラッシュメタル四天王の一角にして「帝王」の渾名を持つSlayerのギタリスト、ジェフ・ハンネマンが肝不全のため亡くなりました。

Slayerは1981年に結成されたへヴィメタルバンド。その凶暴な攻撃性と暴力的なスピードで、スラッシュメタルの帝王として世界中のバンドに多大な影響を与え、彼ら以降のデス/ブラックメタルなどの「エクストリームメタル」の殆ど全てに影響を与えたバンドです。

ジェフはそのオリジナルメンバーの一人で、加入当時ギター初心者ながら自分の愛好するハードコアパンクのアグレッションを持ち込み、バンドの突進力の原動力となりました。「Angel Of Death」「Raining Blood」「War Ensemble」「Disciple」「South Of Heaven」など、ライブで必ず演奏されるへヴィメタル史上に残る名曲たちを作曲するなど、まさに中核メンバーとして活躍してきました。

しかし2011年、ツアー中に右腕を毒蜘蛛に噛まれるというアクシデントに見舞われ、筋肉の一部が壊死するという病気の療養の為バンドを離脱。治療に専念していましたが、日頃大酒が祟ってか肝不全という結末を迎えました。




僕は過去2度Slayerを生で見ています。
確かどちらもLoud Parkで、当時の僕は正直Slayerをそこまで好きでは無く、代表曲を聴ければそれでいいなぁ程度の気持ちでフロアにいました。開演前から興奮する多くのファンに紛れて様子を伺っていた僕の頭は、この僅か数分後、多量のアドレナリンの渦によって爆発してしまいます。

「World Painted Blood」の不穏で威厳溢れるイントロが始まった瞬間、僕の意識は真っ赤に照らされたステージに釘付けになり、イントロのリフが刻まれ、ドラムが疾走を始めた時にはモッシュピットの最中で熱狂的なファンと一体となり、駆け回っていました。

息は切れ
汗まみれになり
足がもつれて
周りと衝突し
首の痛みを忘れ
声を枯らして叫んでいました

その時僕は悟りました。

スラッシュメタルはモッシュピットの中にあり、そこにしかないのだと。


そしてボロボロな体で満面の笑顔でステージに向かってこう叫びます。

「Goooooood!!Hates!!Us AaaaaaaaL!!!!!」


その先にいたのは悠然と構えるトム
厳つい体を揺らすケリー
ヘヴィで歯切れの良いドラミングをするデイヴ
そしてクールに佇むジェフの姿でした。



あの日あの時、僕の人生最高のひと時をくれた男は、昨日天国の南へ旅立ちました。
社会を攻撃し、宗教を攻撃し、良識を攻撃してきた彼は死神に手を引かれて行きました。


神は我々全てを憎んでいるのか
そうであるなら彼が残したものは、僕が与えてもらったものはなんだったのか

人々の心に深い深い爪痕を残し、彼は旅立ちました。
そして僕らは気がつきます。


「死は待っている」と


おやすみなさいジェフ。貴方が残した傷も宝も僕らが伝えます。貴方の残した全てと貴方に貰った全てを



「Reign In Blood」

Slayerの代表作にしてヘヴィメタルに残る邪悪の聖典。
「Angel Of Death」「Raining Blood」などの名曲揃い


「South Of Heaven」

邪悪でスローな1曲目とその後の猛烈なスピードチューンコントラストが素晴らしい名盤


「God Hates Us All」

若干の迷走を乗り越え、暴虐のすSlayerが帰ってきた渾身の一枚。






R.I.P Jeff.



M3お疲れ様でした!

多くの方に・・・と、まではいきませんが、今までよりも多くの方に手にとっていただけてうれしく思ってます。
今回のCDも楽しんでいただければと。

今回の収録曲ですが、碧氏のライブにて聞くことができる日が近いうちにありますのでそちらも是非是非。

文章は短いですが、簡単に締めさせていただこうと思います。

次回はコミケorM3ですね。
ボーカロイドになるか生Voになるか細かいことは未定ですが、楽しみに待ってもらえればありがたいです。
再度、告知になります。

M3-2013春
スペース:H08-b

新譜
・EVERGREEN  500yen
クロスフェード:http://www.nicovideo.jp/watch/sm20674630


旧譜
・-Proto-  300yen

・Circle of Destruction  1000yen
クロスフェード:http://www.nicovideo.jp/watch/sm19394492




新譜のEVERGREENはVoの碧氏に、旧譜はボーカロイドになります。
旧譜についてはほとんど残っておりませんのでその点だけご注意ください。


当日は、輝・シュウ・碧の3人がいますのでお気軽にお声をおかけください。