親がいないからと距離を置かれる友達関係。


嫌いだった。


凄く嫌いな時間。


でもお迎えはいつも1番。

おじいちゃんとおばあちゃんが毎日代わりばんこに来てくれた。


帰りにお菓子を買ってもらってた。


おじいちゃんはたまに、自慢のバイクで来てくれてたなぁ…


皆かっこいいってゆってた。

当時おじいちゃんは五十代だった。
イメージはハーレーにスーツ。
お休みの日は、革ジャンに皮パンでサングラス。
大好きだった。


腹巻きの中にいつも財布に入れないお金と免許証だけが入ってた。
財布嫌いなんだってゆってた。
おばあちゃんは、お弁当屋で働いてた。


毎日のご飯もおいしくて好きだった。


こんな二人に私は育てられました。


本当に二人が居たから生きてたよ…


記憶を辿る。


かすかに見えた過去に親の離婚問題が見えた。


三才。


テレビのまえで母親とおじいちゃんが喧嘩してる。


母親は私と兄をおじいちゃんとおばあちゃんに任せ出て行った。


毎日帰ってこない。


でも淋しさの感覚はないみたいだった。


子供だから?


友達は私の過去を笑って聞く。


それが安定剤になる。


誰かが傍に居るんだと感じれる。


(うん…幸せだね)