問題山積で開催も危ぶまれた東京五輪が

いよいよ開幕。


私個人としては、

コロナ禍での開催は心配でしかないけど。


コロナ以外にも

最後まで色々ありましたからね。


純粋にスポーツを楽しむ、

ができなくて残念。






思い返せば、

東京五輪が決定したのは2013年9月。


あの日、そのニュースに日本中が沸いた。


身近な所では、夫がすごく嬉しそうだった…






「そんなに嬉しい?」て思わず聞いちゃう程。


「嬉しいさぁ!だって、

自分の国でオリンピックだよ?

家族みんなで会場に行こうなー!」とニコニコ顔。


「え、行くの?テレビで良くない?」


「何言ってるの、行くに決まってるさぁ。

お父さん、絶対にチケット取るからな!

だから東京オリンピック、観に行こうなー!」


そう言って、まだ小学生だった子どもたちと

ワイワイじゃれあっていたっけ……


私は、夫がここまで乗り気なのだから、

きっといずれかの会場を訪れて、オリンピックを観戦するのだろうな、と朧気に思った。





「でもさー、7年後なんて想像つかないよねー」

そう言う私に、

「そうだな。◯◯◯(息子)が高1だ。」と夫。

「高1の◯◯◯なんて想像できないよ(笑)」

かわいい顔してはしゃぐ息子を見て、二人でそんな話をしたこと、はっきりと記憶に残っている。








二人、全く想像できなかった…









コロナウィルス感染症という新たな病に開催が阻まれる

ということではなく、








開催のときに








夫はこの世にはいないという







現実を