こんにちは!💯百巓(ひゃくてん)句会、ブログ担当橋原涼香です🙋‍♀️




6月22日(土)開催の、百巓句会の吟行(ぎんこう:野外へ出かけて俳句を作ること)記録を挙げたいと思います。




百巓句会は今月から第4土曜日に開催することになりました🙇‍♀️おかげさまで、百巓句会は今月で第7回目になります🌼

今回の吟行場所は、清里にある「萌木の村」ナチュラル・ガーデン🪴


▲「萌木の村」ナチュラル・ガーデン。村で一頭一頭手作りされた木のシカさんたちが出迎えてくれます。



▲入ってすぐに現れる、紅白のはまなすの花。


▲中には紅白まだらのはまなすの花も。


中村草田男の「玫瑰(はまなす)や今も沖には未来あり」の句があまりにも有名過ぎて…はまなすの花は詠みづらい花の一つ😌




さて、今回の参加者は、長野から3名、東京から1名、山梨4名で出席者8名、欠席投句5名の、総勢13名の句会になりました✨

8人揃うと句会も賑やか😊県外からも駆けつけて下さった皆さんに心から感謝です🙏

▲花壇に植えられたジギタリス。和名「キツネノテブクロ」とも。白いジギタリス、初めて見ました✨


このナチュラル・ガーデン、無農薬・無化学肥料で育てた山野草、虫や蝶を一年を通して楽しめる、私の大好きな場所の一つです。


(⚠️この後いもむしさんの写真が来ます…苦手な方は閲覧注意⚠️)


▲アゲハ蝶の幼虫さん。ツンツンしたら、にゅーっとオレンジの触覚を出してご挨拶してくれました🐛


こちらのナチュラル・ガーデンはイギリス人のガーデナー、ポール・スミザーさん監修のお庭。


▲前日の雨で少し花びらを落として、「梅雨の薔薇」の風情。


園芸種も多く、季語になりづらい花もたくさんあるんですが、日本の原生種を中心に、バラや多年草など700種超えの植物があるそうです。


▲甘い芳香のある、スイカズラの花。艶のある黄色と白の花をつけるので、金銀花(きんぎんか)とも。枕の下に入れて、見たい夢を想いながら寝ると、思い通りの夢が見られるとか💡


今回は梅雨の時期なので、雨が降ってしまっても避難出来る建物やお店が近くにある吟行地を選びました😊


▲ガーデン内には軽食が食べられるテラスや、ガーデングッズのお店などが並んでいます。小雨が降り出したら、パラソルの中で暖かい飲み物で一息ついても☕️


▲オルゴール館前にも木作りの鹿さんたちが。枝の形を活かしたツノがなんとも良い感じ!顔のひび割れ具合から、雨の日も風の日もお客さんをお出迎えしていることが伺えます。


●ひび深き木組みの鹿や青葉光



▲ガーデン内にあるメリーゴーランド。メンバーに晴れ男・晴れ女がいるので、この日は奇跡的に梅雨晴間となり、涼しい一日を満喫しました😊


▲お尻に天使がいる白馬さん発見💡メリーゴーランドの装飾はきらびやかで目に留まるものがたくさん!


●朝涼や天使彫り込まれし木馬


▲木で作られたプランター。目に映る全てのものが可愛くて困る。。


▲このスペース、冬には薪ストーブが真ん中に置かれ、冷えた体を温めてくれます。古いランタンが良い味出してる…!


●赤錆の匂ふランタン日照星(ひでりぼし)


日照星(ひでりぼし)は夏の季語で、雨の無い日照り続きの夜に見える星のことです。梅雨まっさかりの今の時期には合わないですが、空気が乾燥している時の方が錆の匂いが立つ気がしたので。


ただ、この句を作った時は知らなかったんですが、この日照星、火星やさそり座などの真っ赤に輝く星たちを指すことが多いそう。「赤錆」の赤と、アンタレスの赤…は、付き過ぎ(意味が近過ぎて、ダブってしまうこと)かなぁ…とも思います🤔💦



▲所々にベンチや木馬が置かれています。奥には清里開拓のシンボル、ジョンディア・トラクターも!緑と黄色のツートンカラーが目印🚜


●樹下涼し木馬揺らしてゆくは誰


木陰は涼しいですが、歩いているとじんわり汗がにじんで来ます。


こんな時は…涼しくなるスイーツ、食べたいですよね✨


ということで、「ともにこの森」の中にある、ミルクプラントにてスイーツ休憩。


▲「だいずや」さんの豆乳ソフト。牛乳のソフトクリームよりもさっぱりしていて、夏にぴったり!


▲甘くしたい人は、好きなだけかけられるお手製きな粉と黒蜜のトッピングもあります♪


▲木陰でのんびり〜。良い句を作るには、糖分はかかせません✌️


さて、萌木の村、ともにこの森をぐるっと一周した所で、毎月楽しみにしているお昼ごはんの時間になりました😊🍽️


▲道沿いに大きく現れる、清泉寮ファームショップの看板。ここでも緑と黄色のツートンカラーがトレードマーク。


▲茶色い牛さん、ジャージー牛。白黒の牛さんと比べて乳脂肪分の多い牛乳を出してくれる、日本では希少種の牛さん🐂❣️


▲柵の下からこちらを見つめてくれたのでパシャリ📷


(⚠️※家畜衛生法上、柵の外からしか写真は撮れません。たまたま柵の外からでも綺麗に撮れるアングルでしたが、この写真も柵の外から撮っています⚠️)


つぶらな瞳がとっても可愛いですよね🥰性格はおちゃめで人懐っこい子が多く、柵の外に人が居ると近寄って来てくれます♪(家畜衛生法上、触るのはNGです🙅‍♀️)


ファームショップ前の牧草地に放牧されている牛さんは、余生をのんびり過ごす引退牛さんだそう。牛さんの体調や天候などの運が良ければ、放牧中の牛さんが見られるかもしれません🌼


▲清泉寮ファームショップの大きな看板。ジャージー牛のイラストが目印です♪


お昼ご飯萌木の村から車で5分の所にある清泉寮ファームショップにて、お昼ごはん。


清泉寮でのランチは、何はともあれ牛乳抜きでは語れません🙋‍♀️


▲今日は王道の白い?!カレー🍛✨にしました。


ドリア、生姜焼きもおすすめですが、一番はやっぱりカレー!お野菜たっぷりハーベストカレーもおすすめですが、清泉寮の牧場で飼育されている、乳脂肪分の多い希少種のジャージー牛の牛乳をたっぷり使った、白いカレー🍛✨がイチオシです😊



▲ファームショップからは、清里高原ならではの牧草地が広がる景色が楽しめます。


お休みの日にはテラス席や牧草地にシートを引いて、ピクニックしたり、パン工場でパンを買って食べるのもありですね🌼


▲牧草の穂。メンバーから、梅雨の時期の穂のことを「梅雨穂草(つゆほぐさ)」と言うことを教えてもらいました💡詠みたい…!


清泉寮名物のソフトクリームは、お盆や夏休み期間中は行列になるほどです。今回はスイーツ休暇の時にソフトクリームを食べてしまったので、お休み。


なんだか後半食べてばっかりでしたが…😅、ちゃんと俳句も詠めたので、充実した一日になりました!!


中でも今回一番✨嬉しかったのは、ナチュラル・ガーデン内でこの花に出会えたこと❗️


▲濃い紫の花と咲き方が独特な、ウツボグサ。


秋を待たず夏の間に枯れてしまうので夏枯草(かこそう)とも呼ばれています。強い抗菌作用があり、生薬にも使われているそうで、英名「セルフヒール」とも^^


半日影に咲くのであまり目立たないお花ですが、この花は「セルフヒール」の名前の由来を聞いてから、大好きになった花の一つ☺️🌼


▲木作りの犬の後ろにも、たくさん咲いてます✨


「Self heal」…和訳すると「自然治癒力」でしょうか。意訳すれば、「自分で癒す」。誰かや何かに癒してもらうのではなく、自分自身で自分を癒すことが出来たら、癒されないことを誰かのせいにすることがなくなって、自分の内側から癒され、満たされるのかなぁと思って、目からウロコが落ちた言葉でした。


なんだかスピリチュアルな感じになってしまいましたが…😅💦


難しいことをしなくても、例えばお家の中なら、お気に入りの音楽を聴いたり、お家でゆったりストレッチしたり。自然の中なら、花が風に揺れる様子を、蝶が飛び立つ瞬間を、雲が離れていく場面を、時間を忘れて見ていたり…。そんな時間が、私にとっては至福なセルフヒールの時間になっています😊


毎日あれやこれやと忙しく、なかなか自然の中でゆっくりする時間をとれないことがほとんどですが、月に1回のこの吟行句会の時には、思いっきり自然と向き合うことにしています🙆‍♀️🌼


自然と向き合う時間を意識してとることが出来ることも、俳句のおすすめポイントの1つです💡



💯百巓(ひゃくてん)句会は、北杜市の魅力ある場所を旅する吟行からでも、意見交換の句会からでも、俳句だけの投句でも、大歓迎です✨🙆‍♀️✨


来月は北杜市 長坂町(ながさかちょう)にある、三分一湧水の泉を見に行こうと思います。


ご興味ある方はぜひ、お気軽にDM、メール、お電話にて、お気軽にお声掛けください🌼


最後まで読んで頂き、ありがとうございました🙇‍♀️