百人一首の世界

百人一首の世界

大好きな百人一首の歌をちょっと深く紹介しています。

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忘らるる 身をば思はず 誓ひてし

人の命の 惜しくもあるかな


右近

平安時代の中頃の人。

右近衛少将藤原末縄の娘といわれています。

醍醐天皇の中宮隠子につかえました。

伊勢とならび称された女流歌人です。


◆歌意


(あなたに)忘れられる

わたくし自身のことはかまいません。

(しかし、永遠の愛を)誓ったあなたの命が、(ちかいを破ったことで神罰を受け)ちぢめられるのではないかとおしまれるのですよ。