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いつものことですがわたしは右だ左だのの
いわゆるイデオロギーにはあまり興味ありません。
ですが経済政策はわたし自身を含むわたしたち国民の
生活そのものですからここには拘ります。
与党野党の新代表が各々決まりました。
両新代表の共通点は
「政府は税を集めそれを財源として支出している」
という認識だと思います。
ですから必然「財政規律」とうものを重視する。
野党の新代表は昔から一貫して消費税(他)増税を主張しています。
財政規律、を認める以上この先時間が経てば経つほど、
どこかで増税(の他にも可処分所得を減らす社会保険料の増大など)
を打ち出してくるでしょう。
または支出自体の削減(一番は社会保障費)です。
そして時間がいくら経っても減税なり社会保険料の減額といった、
国民の可処分所得を増やす政策は絶対に行われないでしょう。
なにをもって財政規律とするかにも立ち位置はさまざまですが、
「政府は税を財源として支出している」と考える以上、
上記のような政策を採るのは間違いないと思います。
これまでもその主張の仕方としては「プライマリーバランス」
と言ってきましたが、論拠が批判され続けて使えなくなってきたので、
最近は「金利のある世界」と言い始めました。
いずれにせよ与党野党ともにトップが同じ認識の者同士となってしまった。
財政政策に対する選択肢のない状況、閉塞状況となってしまいました。。。