撫塵は昨なれども、耳順催す

撫塵は昨なれども、耳順催す

残された人生を穏やかに暮らしたい。ささやかな願い。
しかし今は貧困層にいるので、そのためにはこの歳からでも
なんとか生活再建をしなければなりません。
そんな心身に不具合を抱えた中高年齢者の生活奮闘記です。

 

 

 

 

とりとめもなく。。。


今日の所の最高気温予測は37度。

噴き出る汗と一緒にこの身に残るわずかな気力も流れ出してしまい、
感じるしんどさに自然と暗い気持ちになりがちに過ごしています。

外出は控えるもなにも、そもそも外に出たくありません。


そんな中、近くの公園を通りがかったら、
夏休みに入った小学生男子たちがこの炎天下の中においても、
半そで半ズボン姿で嬌声を上げながら駆け回っていました。

 

 

炎天下 小鬼たちが 舞上がる

 

 

子どもの元気な姿は実にいい。
見ているとこちらも少し元気になります。

子どもはこの国の宝。

子どもの数が少なくなっているなら政策で増やすようにしないと。
また現に今いる子どもの中にも貧困で機会の不平等や、
そもそも衣食住に不足があったりという現状を手当てしないと。

なのにわたしたち国の宰相は外国人留学生(という名の安価な労働力)を
この国の宝と呼び、今以上に増やそうとしています。。。

 

 

 

 

 

 

何事も金金とわらひ すこし経て
またも俄かに不平つのり来

( 石川啄木 )
 

 

 

生活が苦しいのは政治が悪いからだ!

昔から使われきた一言です。

対してわたしも若いころは
「他人のせいにしてるんじゃないよ、自分の責任は自分だろ」
と思っていたものです。

でも今は違います。

今の日本において週に40時間だろうが50時間だろうといいですが、
仕事で汗をかき、知恵も出し、真面目に働いても、
(贅沢という意味でなく)衣食住の足りた豊かな暮らしどころか、
日々の生活が苦しいと6割もの国民が感じているような状況は、
これはやはり政府の経済政策が間違ってきたからだと考えるようになりました。

わずかばかりの、それも独学ではありますが、
経済学・経済政策を学んできた結果です。

まだまだ先の長い若い人たちはぜひとも経済学を学んでほしい。
学んだ先の「だからこうだ」という立ち位置の違いはあって当然。

ただ、一通りの基本を学ぶだけでも「お金」についての理解が深まり、
国は家計や企業から税金を集め、それを支出している、
などと単純な構造ではない(むしろ税は関係ない)ことが分かるから。

 

 

( 素材  by   pixabay   )

 

 

 

 

「今は景気が良い。日経平均が上がっているでしょ」

 

 

10年ほど前でしょうか、何十年も政権に大小関わってきた、
というか今も関わっている(役職を持っている)、政府関係者の言葉です。

海坊主のような大男、といえば分かるでしょうか。

当時は第2次安倍政権が始まってそれまで株価が、
大まかに1万円だったのが15000円ぐらいに上がっていました。

それで今日は41000円越えですが、
これで景気がとてもよくなったと言えるでしょうか?

答えは断じて「否」です。

 

 

厚労省の調査で生活が「大変苦しい」が26.5%、
やや苦しいが33.1%、合計59.6%が「苦しい」と答えています。

実質賃金も戦後最長となる26ヶ月連続減少という
現実からしても当然の答えだと思います。
(しかもまず間違いなくあと数か月は更新される)


わたしは株式投資等は一切していないのでそのあたりの知識はほとんどありません。
もっともお金があったとしても一切やるつもりはありませんが。

ただ経済学を少しは学んだのでこれは言えます。

株価は「ストック」なので景気に関係なく上がるときは上がる。
誰かが買えば株価は上がる。
そしてその誰かは必ずしも自分にお金がなくてもいい。
どこからか借りてきて買えばいい。
このようなやり方でも株価は上がる。

(実際に行われている)

他にも企業の自社株買い等々でも株価は上がる。

畢竟、今の日本の株価上昇など大多数の国民生活の改善にはなっていないのです。




 

( 素材 by いらすとや )

 

 

 

 

今日は暑かったですね。
西多摩でも猛暑日となりました。

暑さのために体調は急降下です。
だるくて仕方ないです。

先月までも暑くはあったけれど、
ここ数年来に比べたら過ごしやすく感じていました。

昨年まではゴールデンウィークを過ぎたあたりから
真夏日がやってきて、しんどかった。

今年は6月半ばに初めて真夏日を観測したそうです。



それにしてもわたしが子供の頃の70年代80年代は
「10年間で」猛暑日は10日とか15日でした。

それが昨年は1年間だけで22日。
わたしの体調不良も加齢のせいばかりでもないと思っています。

冷房無しでは過ごせない暑さに対して政府には電気代の補助を手厚く、
そして景気回復が軌道に乗るまで長期に渡って支援してもらいたいものです。

わたしたち国民(家計)は稼ぎが財源で、それを支出するしかありませんが、
政府は自ら財源(貨幣)を創出することができるのですから。

 

 

 

( 素材  by     フリー素材ドットコム )

 

 

 

 

氏神さまにて夏越の大祓の参拝をしてきました。

 

今年ももう半分が過ぎました。

あっという間です。

 

この半年の間、大きな病気やケガ、

災厄など無く過ごせたことに感謝です。